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必修!腫瘍免疫学

必修!腫瘍免疫学
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筆頭著者 北野 滋久 (編)

金原出版

電子版ISBN 978-4-307-80208-6

電子版発売日 2022年4月20日

ページ数 160

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-307-10208-7

印刷版発行年月 2022年4月

DOI https://doi.org/10.18888/9784307802086

書籍・雑誌概要

がん治療に革命をもたらしたがん免疫療法は、今や第四のがん治療として急速に適応が拡大し、着実にエビデンスが積み重ねられている。がん治療に携わる者にとって、がん免疫療法の基礎知識と臨床応用を修得することは必須となりつつあり、今後の発展を担う次世代の腫瘍内科医育成は急務と言える。そこで、最前線で活躍する研究者たちが集結し、基礎知識から臨床応用まで分かりやすく解説。初学者必読の入門書となっている。

目次

第1章 腫瘍免疫学の基礎知識
1.自然免疫と獲得免疫
2.がんに対する宿主免疫応答(Cancer Immunoediting)
3.T細胞
4.B細胞,形質細胞
5.NK細胞
6.NKT細胞
7.抗原提示細胞
8.免疫抑制細胞(総論)
9.制御性T細胞
10.腫瘍関連マクロファージ(TAM)と骨髄由来抑制細胞(MDSC)
11.がん関連線維芽細胞(CAFs)

第2章 がん免疫療法
1.がん免疫療法のしくみと種類
2.最新のがん免疫療法
 1)免疫チェックポイント阻害薬および共刺激分子に対するアゴニスト抗体薬
 2)がんワクチン療法(ネオ抗原も含めて)
 3)遺伝子改変T 細胞療法(CAR-T 細胞療法)
 4)遺伝子改変T 細胞療法(TCR 遺伝子治療)
 5)ウイルス療法
 6)iPS 細胞を用いた免疫療法
3.免疫チェックポイント阻害薬に特徴的な臨床効果
4.免疫チェックポイント阻害薬特有の副作用(免疫関連有害事象)
5.がん免疫療法に対する耐性機序
6.複合がん免疫療法(併用療法)の戦略と今後の展望

索引