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手術 Vol.78 No.8
鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア手術を極める―直達手術から腹腔鏡・ロボット支援手術まで
金原出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年7月29日
ページ数 284
判型 B5
印刷版ISSN 0037-4423
印刷版発行年月 2024年7月
書籍・雑誌概要
鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア手術を極める―直達手術から腹腔鏡・ロボット支援手術まで
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。今回の特集は,腹部ヘルニアの大部分を占める鼠径部ヘルニアと腹部手術後の合併症である腹壁瘢痕ヘルニアに対する手術がテーマ。鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア手術でおさえておきたいポイントのほぼすべてを,総論を含め1冊にまとめたボリューム満点の増大号となっている。
目次
Ⅰ.総論
1)ヘルニア手術の歴史と展望 蜂須賀 丈博
2)ヘルニア手術の保険診療 和田 英俊
3)鼠径部ヘルニア手術の教育 倉島 庸
4)鼠径ヘルニアでの日本内視鏡外科学会技術認定取得 早川 哲史
Ⅱ.鼠径部ヘルニア
1)鼠径部ヘルニアの解剖・分類 宮坂 衛
2)鼠径部ヘルニアのガイドライン 江口 徹
3)組織縫合法 和田 則仁
4)Shouldice法―その可能性 成田 匡大
5)Lichtenstein法 中川 基人
6)Mesh Plug法 宮崎 恭介
7)Direct Kugel法 川村 英伸
8)ONSTEP法 三澤 健之
9)Potts法 林 豊
10)LPEC法―とくに成人外鼠径ヘルニアに対するAdv.LPEC法 嵩原 裕夫
11)TAPP法―安全性向上と再発防止への取り組み 金平 文
12)TEP法―鼠径ヘルニアに対するポイントを押さえた手技 小丹枝 裕二
13)ロボット支援鼠径部ヘルニア修復術 岡本 信彦
Ⅲ.腹壁瘢痕ヘルニア
1)腹壁ヘルニアの解剖・分類 井谷 史嗣
2)腹壁ヘルニアのガイドライン 蛭川 浩史
3)IPOM-Plus法 松村 勝
4)Component separation法 島田 長人
5)eTEP法 太田 智之
6)eTEP-TAR 今村 清隆
7)MILOS/EMILOS 植野 望
8)傍ストーマヘルニア 諏訪 勝仁
9)ロボット支援腹壁瘢痕ヘルニア修復術 嶋田 元
■連載
誌上ディベートTAPP法におけるヘルニア門の処理
第2回:ロボット支援鼠径部ヘルニア修復術
1.腹膜高位切開の立場から 松原 猛人
2.腹膜環状切開の立場から 早川 俊輔
■手術手技
食道胃接合部癌に対する逆流防止機構を付加した胸腔内食道胃管吻合(IntraThoracic Side-overlap EsophagoGastrostomy ; ITS-EG) 庄司 佳晃
■手術症例報告
腸閉塞を契機に発見された急性骨髄性白血病の盲腸浸潤の1例 益永 あかり