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イラストでわかる患者さんのための心臓リハビリ入門 第3版
筆頭著者 上月 正博 伊藤 修 原田 卓 (編集)
公立大学法人山形県立保健医療大学理事長・学長/東北大学名誉教授,東北医科薬科大学医学部リハビリテーション学教授,東北労災病院リハビリテーション部長/東北大学臨床教授
その他の著者等 小川佳子,鈴木文歌,吉田俊子,海老原 覚
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年10月31日
ページ数 155
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-498-06750-9
印刷版発行年月 2024年10月
書籍・雑誌概要
イラストがあるからわかりやすい! 患者向けガイドブックの決定版
心臓病によって低下した心機能や全身機能の改善を目指す「心臓リハビリ」についてやさしく解説した患者向けガイドブックの改訂第3版.心臓の構造と心臓病,動脈硬化と危険因子,運動療法や食事療法についての実際などについて,近年のガイドラインの改訂内容を踏まえつつ,イラストをもとにわかりやすく解説します.
目次
1 心臓の構造と心臓病について
(1)心臓のしくみ
(2)心臓へ酸素と栄養を運ぶ冠動脈
(3)心臓の電気系統 “刺激伝導系”
(4)とってもこわい心臓病
(5)虚血性心疾患ってどんな病気?
(6)虚血性心疾患の起こり方
(7)虚血性心疾患の治療
(8)冠れん縮性狭心症とは?
(9)末梢動脈疾患(PAD)とは?
(10)心不全ってどんな状態なの?
(11)心不全のセルフチェックと対応
(12)心不全の治療
(13)不整脈って何ですか?
(14)不整脈の治療
(15)心臓病ではどんな症状が出るの?
(16)サルコペニアについて
(17)フレイルについて
2 動脈硬化と危険因子について
(18)動脈硬化とは?
(19)動脈硬化が起こるとどうなるの?
(20)動脈硬化の危険因子にはどんなものがあるの?
★危険因子をチェックしてみましょう
(21)なぜ,血圧は高くなるの?
(22)塩分を摂り過ぎると血圧が上がります
(23)どこからが高血圧なの?
(24)成人における血圧値の分類
(25)診察室と家庭では高血圧の基準値が違います
(26)家庭で血圧を測るときの注意点
(27)血圧に基づいた脳心血管リスク層別化
(28)血圧はどのくらいが望ましいの?
(29)なぜ,血糖値は高くなるの?
(30)血糖をコントロールするホルモン~インスリン
(31)なぜ血糖値が高いといけないの?
(32)糖尿病の診断基準は?
(33)血糖コントロールの目標は?
(34)コレステロールとは?
(35)なぜコレステロールは高くなるの?
(36)トリグリセライド(中性脂肪)とは?
(37)なぜトリグリセライドは高くなるの?
(38)脂質異常症の診断基準は?
★脂質異常症のなりやすさをチェックしてみましょう
(39)血清脂質の管理目標値
★脂質異常症のスクリーニングとリスク
(40)肥満とはどんな状態ですか?
(41)肥満は万病のもと!
(42)メタボリックシンドロームって何ですか?
(43)慢性腎臓病(CKD)とは?
(44)CKD患者に推奨される運動処方
★自分の腎機能をチェックしてみよう
(45)心腎連関症候群とは?
(46)心腎連関症候群でも運動療法が有効
(47)重複障害のリハビリの役割が大きくなった
(48)タバコは百害あって一利なし
(49)一に禁煙,二に禁煙
3 心臓リハビリについて
(50)心臓リハビリとは
(51)心臓リハビリのながれ
(52)回復期心臓リハビリの重要性
★東北大学病院の回復期心臓リハビリプログラム
(53)心臓リハビリ医療の目標
(54)慢性心不全のリハビリについて
(55)末梢動脈疾患(PAD)のリハビリについて
(56)末梢動脈疾患(PAD)の運動療法について
(57)日本心臓リハビリテーション学会
4 運動療法について
(58)運動療法にはどんな効果があるの?
★運動療法の身体効果
(59)有酸素運動と無酸素運動
(60)どのくらいの強さで運動すればいいの?
(61)運動の目安を脈拍数でチェックしましょう
(62)どのくらいの時間,運動したらいいの?
(63)どんな種類の運動がいいの?
(64)運動不足は高血糖や食塩摂取過多より死亡数を増やす!
(65)運動を継続して行えるよう工夫しましょう
(66)理想的なウォーキングのフォーム
(67)軽めの筋力トレーニングを取り入れましょう
(68)ストレッチングで筋肉や関節をほぐしましょう
(69)運動するときの注意点
(70)日常生活でこまめに体を動かしましょう
★メッツ(METs)表
(71)ヒトの寿命は何で決まりますか?
(72)持久力(最大酸素摂取量)に影響を与える 5つの因子
(73)推奨される運動療法の種類と処方(FITT-VP)
(74)身体活動量と死亡率の関係
(75)運動でどのくらいカロリーを消費できるの?
5 食事療法について
(76)なぜ,食事療法をするの?
(77)適正なエネルギー摂取量ってどのくらい?
(78)欧米化した日本人の食生活
(79)脂質はバランスよく摂りましょう
(80)コレステロールを多く含む食品
(81)減塩の一番の近道は塩分の多い食品を減らすこと
(82)塩分を控えるコツ
(83)食物繊維を摂りましょう!
(84)果物はどれくらい食べてもいいの?
(85)外食メニューに気をつけましょう
(86)お菓子の食べ過ぎや嗜好品の摂り過ぎには注意しましょう
(87)お酒の適量はどのくらい?
6 日常生活について
(88)心臓に負担をかけない生活を送りましょう
(89)自分自身の体の状態をチェックしましょう
(90)起床時にはどんなことに気をつけたらいいの?
(91)良い眠りを得るために
(92)トイレでの注意事項
(93)外出時に気をつけることは何ですか?
(94)運転時に気をつけること
(95)入浴時に気をつけること
(96)暑さや寒さに対応するために
(97)性生活は可能ですか?
(98)薬は用法・用量を守って正しく使いましょう
★心臓病で使われる代表的な薬
(99)心臓発作が起こったら
(100)家族の方,親しい方へのお願い
7 ストレスについて
(101)ストレスって何ですか?
(102)ストレスがかかるとどうなるの?
(103)ストレスは心疾患の引き金になります
(104)交感神経と副交感神経
(105)心臓病になりやすい性格ってあるの?
★タイプA 行動パターンセルフチェックテスト
★うつ状態診断 セルフチェックリスト
(106)ストレス解消法にはどんなものがあるの?
8 復職について
(107)いつごろから仕事復帰できるの?
(108)仕事で気をつけることは?
★NYHA(ニューヨーク心臓協会)心機能分類 虚血性心疾患患者のリスク分類
★作業強度の分類 労働・運動強度と許容条件
日誌
索引