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≪診療放射線技師 スリム・ベーシック≫
放射線安全管理学
筆頭著者 福士 政広 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年9月26日
ページ数 220
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2059-7
印刷版発行年月 2022年10月
書籍・雑誌概要
専門科目「放射線安全管理学」を初めて学ぶ診療放射線技師養成校の学生を対象としたテキスト。
囲み記事を充実させ,難解な内容も理解しやすいよう工夫した構成。
基礎・原理をしっかり理解できるようストーリー性をもたせた構成で,自力で読み進め予習・復習でき,巻頭の「学習到達目標」と項目の最後にある「おさらい」で講義や自己学習の状況を把握できる“教えやすく,学びやすい”1冊。
目次
学習到達目標
用語解説・MEMO一覧
0章 Introduction [福士政広]
1. 放射線安全管理学序論
1 X線の発見と障害の歴史
2 放射線防護体系確立の歴史
3 放射線障害の分類
4 放射線管理の目的と意義
1章 関係法規 [井上一雅]
1. 放射線の利用と法規制
1 放射線の利用と法規制
2 放射線に関係する主要法規
2. 診療放射線技師法
1 法律の目的
2 定義
3 免許
4 登録
5 診療放射線技師籍
6 欠格事由
7 意見の聴取
8 免許の取消し及び業務の停止
9 免許証
10 試験
11 受験資格
12 禁止行為〔法(24)〕
13 画像診断装置を用いた検査等の業務
14 禁止行為〔法(25)〕
15 業務上の制限
16 他の医療関係者との連携
17 照射録
18 秘密を守る義務
3. 医療法(施行規則第4章)
1 診療用放射線装置等の区分
2 届出
3 X線装置等の防護
4 X線診療室等の構造設備
5 管理者の義務
4. 放射性同位元素等の規制に関する法律
1 目的
2 定義
3 許可および届出
4 許可証
5 使用施設の基準
6 貯蔵施設の基準
7 廃棄施設の基準
8 使用の基準
9 保管の基準
10 廃棄の基準
11 施設検査
12 定期検査および定期確認
13 場所の測定
14 人の測定
15 放射線障害予防規程
16 放射線障害防止に関する教育訓練
17 健康診断
18 記帳の義務
19 放射線取扱主任者
5. 電離放射線障害防止規則
1 放射線障害防止の基本原則
2 定義
3 特別の教育
4 エックス線作業主任者
5 ガンマ線透過写真撮影作業主任者
6 健康診断
2章 放射線防護
1. 放射線防護体系
1 行為と介入
2 行為の正当化・防護の最適化・線量限度
3 患者の医療被ばくにおける放射線防護
4 線量拘束値
2. 放射線防護に関する線量
1 防護量と実用量
2 吸収線量
3 防護量
4 実用量
5 防護量と実用量の関係
3. 放射線被ばくの種類と防護
1 放射線被ばくの原因となる放射線源
2 自然放射線被ばく
3 職業被ばく
4 医療被ばく
5 公衆被ばく
4. 被ばく線量と障害
1 放射線障害の分類
2 器官(組織)の障害
5. 被ばくの区分
1 外部被ばく
2 内部被ばく
3 全身被ばくと局所被ばく
3章 環境と個人の被ばく管理
1. 個人の管理
1 物理的管理
2 医学的管理
2. 外部被ばく測定
1 個人線量計
2 線量計の選択
3 線量計の装着場所
4 実効線量,等価線量の評価
3. 内部被ばく測定
1 測定に使用する機器とその特徴
2 内部被ばく測定法とその評価法
3 内部被ばくの実効線量の計算
4 内部被ばくの測定結果
5 内部被ばくの測定頻度
4. 施設・環境測定
1 施設の線量測定
2 排水中の放射能測定
3 空気の放射能測定
4章 放射線取扱施設の管理 [米内俊祐]
1. 遮へいの考え方
1 はじめに
2 遮へいの考え方
2. 放射線の遮へい
1 α線
2 β線
3 X線・γ線
4 中性子
3. 医療機器の安全取扱
1 RI規制法の放射線発生装置の定義
2 医療法のX線装置等の定義
3 医療法におけるX線装置等の放射線防護
4 医療法における使用施設
5章 放射線管理の方法と事故対応 [清水秀雄,福士政広]
1. 線源管理
1 線源の安全取扱
2. 表面汚染管理
1 目的と方法
2 表面密度測定
3 測定結果の評価
4 洗浄設備
5 除染方法
3. 放射性廃棄物
1 分類
2 放射化物の安全取扱
3 廃棄方法
4. 放射線事故
1 放射線事故とは何か
2 放射線事故分類
3 放射線事故事例
4 発生時の対応
5 緊急作業
6 緊急被ばく医療