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筆頭著者 菊田 健一郎 (担当編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN 978-4-7583-7509-2
電子版発売日 2016年12月12日
ページ数 152
判型 A4
印刷版ISBN 978-4-7583-1566-1
印刷版発行年月 2016年5月
書籍・雑誌概要
No.6では「痛み」をテーマに取り上げた。脳から脊髄,末梢へと伸びる神経は痛みの発生に大きく関わる。圧迫や狭窄,損傷,難治性の疼痛などその病態はさまざまである。これを取り除き患者を痛みのない生活へと帰還させるには,痛みの発生箇所と原因を正確に把握し,最も的確な治療方法を選び取らねばならない。
本書では主だった神経由来の疼痛を取り上げ,そのメカニズムの解説と治療法の選択,除痛のテクニックを解説している。
脳神経外科医専門医も,これから専門医をめざす医師も必読の1冊である。
目次
除痛のメカニズム 神経障害性疼痛に対する脊髄刺激療法を中心に 大島秀規
特発性三叉神経痛に対する神経血管減圧術 戸田弘紀
舌咽神経痛に対する神経血管減圧術 松島俊夫,ほか
特発性三叉神経痛に対するガンマナイフ治療 堀場綾子,ほか
特発性三叉神経痛に対する神経ブロック 有島英孝,ほか
帯状疱疹後神経痛に対する神経ブロック 馬場胤典,ほか
頚椎症性疼痛に対する神経根ブロック 竹内幹伸
難治性腰痛に対する脊髄刺激療法 上利 崇,ほか
難治性腰背部痛に対する腰髄神経後枝内側枝および仙腸関節の高周波熱凝固術 寺尾 亨,ほか
難治性神経障害性疼痛に対する1次運動野電気刺激療法(EMCS)および反復経頭蓋磁気刺激(rTMS) 齋藤洋一
難治性疼痛に対する視床刺激療法(DBS) 視床腹中間核−小細胞性腹尾側核−外側中心核刺激術 平戸政史,ほか
神経根引き抜き損傷に対する後角破壊術 髙井敬介,ほか
末梢神経 絞扼性神経障害に対する手術 金 景成,ほか
・シリーズ わたしの手術記載
①神経の手術−上殿皮神経障害 井須豊彦,金 景成
②腹側に発生源を有する大後頭孔髄膜腫 高安正和