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パーフェクトマスター 頚動脈狭窄症
筆頭著者 永田 泉 (監修)
その他の著者等 編集:中原 一郎
メジカルビュー社
電子版ISBN 978-4-7583-7515-3
電子版発売日 2017年7月3日
ページ数 504
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-1557-9
印刷版発行年月 2017年4月
書籍・雑誌概要
頚動脈狭窄症の診断・治療に携わる医師が,内科的治療,外科的治療(CEA),血管内治療(CAS)のいずれにも偏らない包括的な必須知識を学べる書籍。頚動脈狭窄症の病態から治療までをトータルに学ぶことができ,病態を的確に見極め,最適な治療を選択するために役立つ一冊。
目次
Ⅰ 頚動脈狭窄症の必須知識
アテローム血栓症の病態と症候 永田 泉,中原一郎
全身動脈硬化性疾患の一分症としての頚動脈狭窄症 濱中正嗣,今井啓輔
動脈硬化以外が原因となる頚動脈狭窄症 中垣英明
頚動脈を取り巻く解剖の基本と応用
CEAのための解剖の基本と破格について 林 健太郎
CASのための解剖の基本と破格について 島田隆一,清末一路
頚動脈狭窄症の診断
神経学的所見と理学所見 岡田卓也
神経超音波診断 岩田智則
CT,MRI,脳血管造影 田上秀一
核医学診断 森谷淳二,掛田伸吾,興梠征典
頚動脈狭窄症治療のエビデンスと治療適応 早川幹人
Ⅱ 内科的治療
頚動脈狭窄症に対する最良内科治療:無症候性病変の対処 田川直樹,藤本 茂
頚動脈狭窄症に対する最良内科治療:症候性病変の治療 山上 宏
Ⅲ 外科的治療①:頚動脈内膜剥離術(CEA)
治療適応と術前評価・管理 小田淳平
麻酔,術中モニタリング 大枝基樹
基本手技のCEA
基本手技を学ぶ 西村 中,飯原弘二
シャントの適応と手技 堀江信貴,出雲 剛
パッチグラフトの適応と手技 上山憲司
応用手技のCEA
高位病変のCEA 鳴海 治
低位病変のCEA 定政信猛
偽閉塞のCEA 大川将和
急性期CEA 吉田和道
放射線治療後狭窄のCEA 黒木亮太,飯原弘二
Eversion CEA:Eversion法を用いた慈大式小切開頚動脈内膜剥離術 金岡祐司,大木隆生
CEAの周術期管理,合併症と対策
術後管理の基本 八木謙次,里見淳一郎
脳神経麻痺の要因と回避 一ツ松 勤
過灌流症候群の予防と治療 丸山大輔,片岡大治
CEA後の再狭窄とその治療 堀江信貴,出雲 剛
Ⅳ 外科的治療②:頚動脈ステント留置術(CAS)
CASを安全に行うための術前全身評価 松本省二
麻酔,術中モニタリング 菊池隆幸
CASの基本手技 西 秀久,石井 暁
応用手技のCAS
ガイディングカテーテル留置困難例に対するCAS 織田祥至,佐藤 徹
屈曲病変のCAS 福田健治,東 登志夫
Vulnerable plaqueのCAS 廣畑 優
高度石灰化のCAS 早川基治
Tandem lesionのCAS 定藤章代
偽閉塞,完全閉塞のCAS 太田剛史
放射線治療後狭窄のCAS 竹本光一郎
急性期CAS 岡内正信,川西正彦
CASの周術管理,合併症と対策
術後管理の基本 津本智幸
過灌流症候群の管理とstaged angioplasty 内田和孝,吉村紳一
CAS 後の再狭窄とその治療 宮田 悠
Ⅴ 外科的治療③:頚動脈狭窄症と複合血管治療
難治例に対する頚動脈血行再建:私のアプローチ
Hybrid OR の活用 片岡大治,髙橋 淳
バイパス術と頚動脈血行再建 米山 琢,岡田芳和
心血管病と頚動脈疾患:私のアプローチ
冠動脈疾患と頚動脈疾患:手技選択とstrategy 今村博敏,坂井信幸
末梢動脈疾患と頚動脈疾患:手技選択とstrategy 津本智幸
大動脈疾患と頚動脈疾患:手技選択とstrategy 東 登志夫,大川将和,竹本光一郎
Ⅵ わたしの治療戦略
CEAそれともCAS? ① 勝田俊郎,井上 亨
CEAそれともCAS? ② 西村 中,飯原弘二
CEAそれともCAS? ③ 廣畑 優
CEAそれともCAS? ④ 中原一郎
Ⅶ 頚動脈狭窄症のガイドライン・治療指針
日本と世界の頚動脈治療ガイドライン 太田剛史
T O P I C S
OCTの実力 黒田淳子,進藤誠悟,吉村紳一
頚動脈の数値流体解析(CFD) 河野健一
無症候性高度狭窄症における比較試験:ACT-ⅠとCREST-2 中原一郎
スタチンと頚動脈治療 高山勝年,吉川公彦
CEAのシミュレーションと練習モデル 宇野昌明
血小板機能評価と抗血小板薬不応症 榎本由貴子
新世代のチエノピリジン:プラスグレルはどんな薬か 白井伸一
CASのシミュレーションと練習モデル 中居康展
経上腕・経橈骨動脈アプローチのCAS 髙下純平
CEA後急性閉塞に対するCAS 石橋良太
CASの新たなデバイス 中原一郎,滝 和郎
80歳以上の高齢者の頚動脈血行再建 松原俊二