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Key論文を紐解き,理解する
消化管癌に対する外科治療選択のPlatform
筆頭著者 白石 憲男(編集) 二宮 繁生(編集) 嵯峨 邦裕 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年4月27日
ページ数 312
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-1538-8
印刷版発行年月 2019年12月
書籍・雑誌概要
消化管癌の外科治療に関連するガイドラインの作成に影響を与えた論文のうち,特にエビデンスレベルの高い論文(Key論文)について「研究背景」「研究目的」「対象」「結論」などの要点を簡潔にまとめ,難しい内容を丁寧に説明。項目の始めと終わりに内容に対するQuestionを載せ,読者の臨床判断力や知識を自己評価できる構成となっている。さらに,それぞれのKey論文がガイドラインやその他の論文に与えた影響や,読んでおきたい関連論文なども紹介することで,周辺知識も身に付けられるので,消化器外科専門医試験の筆記試験にも役立つ内容となっている。
目次
食道癌
内視鏡治療
1. 食道表在癌(T1)に対する治療方針
三領域リンパ節郭清
2. 食道癌根治術における頸部リンパ節郭清の意義
周術期化学療法
3. 食道癌に対する周術期化学療法
食道胃接合部癌に対する手術
4. 食道胃接合部癌に対するリンパ節郭清:組織型と郭清範囲
5. 食道胃接合部癌に対する至適リンパ節郭清と胃切除の範囲
胃癌
内視鏡治療
1. 早期胃癌に対する内視鏡治療の適応
早期癌に対する手術
2. 胃上部早期癌に対する手術
3. 早期胃癌に対する幽門保存胃切除術(PPG)の適応
進行癌に対するリンパ節郭清
4. 進行胃癌に対する至適リンパ節郭清
5. 胃上部進行癌に対する拡大リンパ節郭清:脾摘の意義
6. 進行胃癌に対する拡大リンパ節郭清:予防的大動脈周囲リンパ節郭清の意義
食道胃接合部癌へのアプローチ
7. 食道胃接合部癌に対する外科的アプローチ
腹腔鏡下手術
8. 早期癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術の評価
9. 進行癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術の評価
根治手術不能な胃癌に対する手術
10. 非治癒切除因子を有する胃癌に対する癌の減量手術
周術期化学療法
11. 胃癌に対する術後補助化学療法
大腸癌
大腸癌に対する内視鏡治療
1. 大腸癌に対する内視鏡治療後の追加切除
結腸癌に対するリンパ節郭清
2. 結腸癌に対する全結腸間膜切除(CME)の意義
3. 結腸癌に対する手術術式:日本のD3 リンパ節郭清と欧州のCME + CVL の比較
結腸癌に対する腹腔鏡下手術
4. 結腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性
結腸癌に対する術後補助化学療法
5. 結腸癌に対する術後補助化学療法(1)
6. 結腸癌に対する術後補助化学療法(2)
直腸癌に対する肛門側切離断端長
7. 直腸癌手術における肛門側切離マージン
直腸癌に対するリンパ節郭清
8. 直腸癌に対するtotal mesorectal excision(TME)
9. 直腸癌に対する側方リンパ節郭清の意義
直腸癌に対する腹腔鏡下手術
10. 直腸癌に対する腹腔鏡下手術の有用性
直腸癌に対する周術期化学放射線療法
11. 局所進行直腸癌に対する術前化学放射線療法
根治手術不能な大腸癌に対する手術
12. 遠隔転移を有する大腸癌に対する原発腫瘍切除の意義