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悪性リンパ腫治療マニュアル 改訂第4版

悪性リンパ腫治療マニュアル 改訂第4版
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筆頭著者 飛内 賢正 (編)

国立がん研究センター中央病院科長

その他の著者等 木下朝博/塚崎邦弘

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-28667-6

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 336

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-26171-0

印刷版発行年月 2015年9月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524261710

書籍・雑誌概要

1998年の初版刊行以来,好評を博している決定版マニュアル.今改訂では,ベンダムスチン,モガムリズマブ等の新薬の使い方,詳細なレジメン,FDG-PET導入の実際等の最新情報を収録した.治療方針を立てるために必要な知識を体系的にまとめた,悪性リンパ腫診療に携わる医師・医療スタッフ必読の一冊.

目次

【内容目次】
I 治療の前に
 1.悪性リンパ腫の疫学
 2.悪性リンパ腫の分子生物学
 3.生検材料の取り扱いのポイントと実際
  A.臨床側からみたリンパ節生検のポイント
  B.病理組織検査と細胞診検査
  C.フローサイトメトリーと免疫組織化学
  D.染色体・遺伝子検査の実際
 4.病理診断のポイント
  A.WHO分類の概説と今後の方向性
  B.低悪性度リンパ腫・マントル細胞リンパ腫の病理診断のポイント
  C.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫・Burkitt リンパ腫の病理診断のポイント
  D.T/NK細胞リンパ腫各疾患の病理診断のポイント
  E.Hodgkin リンパ腫と非Hodgkin リンパ腫の鑑別のポイント
  F.反応性リンパ性病変とリンパ腫の鑑別のポイント
 5.病期診断
  A.病期診断の実際
  B.病期決定に有用な画像診断-CTとFDG-PET
 6.予後予測因子と予後予測モデル
 7.リンパ腫診療・研究とインフォームドコンセント/セカンドオピニオン
II 治療手段と有害反応対策
 1.化学療法
  A.リンパ腫治療に用いられる抗がん薬と併用療法の考え方
  B.化学療法による血液毒性と感染症対策のポイント
  C.化学療法による非血液毒性と対策のポイント
  D.腫瘍崩壊症候群への対策
  E.ウイルス性肝炎への対策
 2.放射線治療の実際と最近の進歩
 3.抗体療法
  A.rituximab
  B.ibritumomab tiuxetan
  C.mogamulizumab
  D.ofatumumab
 4.造血幹細胞移植の適切な施行対象と施行時期
 5.自家造血幹細胞移植併用大量化学療法
  A.悪性リンパ腫に対する自家造血幹細胞移植併用大量化学療法の原理と実際
  B.自家造血幹細胞移植併用大量化学療法の有害反応とその対策
 6.同種造血幹細胞移植
  A.リンパ腫に対する同種造血幹細胞移植の原理と実際
  B.同種造血幹細胞移植療法の主な合併症と対策
 7.無治療経過観察(watchful waiting,initial active observation)
 8.悪性リンパ腫治療後の晩期障害と二次がん
III 治療の実際
 1.病型別治療方針-標準的治療,研究的治療
  A.濾胞性リンパ腫
  B.MALT リンパ腫
  C.リンパ形質細胞性リンパ腫/原発性マクログロブリン血症
  D.マントル細胞リンパ腫
  E.びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
   1)限局期
   2)進行期
  F.Burkittリンパ腫
  G.末梢性T細胞リンパ腫
  H.成人T細胞白血病リンパ腫
  I.節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型
  J.リンパ芽球性リンパ腫
  K.Hodgkinリンパ腫
  L.治療上特別な配慮を要する疾患
   1)皮膚のリンパ腫
   2)中枢神経系のリンパ腫
   3)眼付属器のリンパ腫
   4)乳腺のリンパ腫
   5)消化管のリンパ腫
   6)精巣のリンパ腫
   7)血管内大細胞型B細胞リンパ腫
   8)HIV関連リンパ腫
   9)免疫不全関連リンパ増殖性疾患(HIV関連を除く)
 2.治療レジメンと治療遂行上の注意点
  A.非Hodgkinリンパ腫
  初回治療
   1)CHOP±R療法
   2)CODOX-M/IVAC±R療法
   3)CVP±R療法
   4)hyper-CVAD±MA療法
   5)RT-2/3DeVIC療法
  サルベージ療法
   1)ESHAP±R療法
   2)DA-EPOCH±R療法,EPOCH±R療法
   3)ICE±R療法
   4)DeVIC±R療法
   5)CHASE±R療法
   6)GDP±R療法,gemcitabine±R療法
   7)bendamustine±R療法
  B.Hodgkin リンパ腫
   1)ABVD療法
   2)BEACOPP療法
  C.成人T細胞白血病リンパ腫
   1)VCAP-AMP-VECP療法(mLSG15療法)
 3.治療効果判定の実際と注意点
 4.リンパ腫の診療と臨床試験へのFDG-PETの導入
  A.リンパ腫多施設共同試験のquality control(QC)
  B.PETによる治療変更
IV 高齢者,小児,合併症を有する患者の悪性リンパ腫
 1.高齢者の悪性リンパ腫
 2.小児の悪性リンパ腫
 3.合併症・臓器機能障害を有する患者の悪性リンパ腫
V 新薬開発,臨床試験のあり方
 1.JCOG リンパ腫グループによる多施設共同研究
 2.がん臨床試験による標準的治療の変革とJCOGの活動
 3.適応外医薬品を用いた臨床試験と先進医療制度
 4.B細胞リンパ腫に対する新薬開発
 5.T細胞リンパ腫とHodgkin リンパ腫に対する新薬開発
索引

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