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3週間de消化器病理
臨床医のための病理のイロハ
筆頭著者 福嶋 敬宜 (著)
自治医科大学医学部・医学研究科教授
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23776-0
電子版発売日 2017年3月27日
ページ数 204
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-25551-1
印刷版発行年月 2017年2月
書籍・雑誌概要
臨床雑誌「内科」の人気連載が単行本化。研修医の理子先生と病理医の山向先生との軽快な会話とシェーマを使った解説による、臨床医のための消化器病理講座。全21回のレクチャーを1日1回ずつ読み通せば、3週間後には消化器病理の基本知識が身につき、消化器疾患の病態理解も深まる。病理医からのレポートやコメントを正しく理解し、日々のコミュニケーションを円滑に進めたい研修医、消化器科医にうってつけの一冊。
目次
【内容目次】
■プロローグ
第1章 病理検体と病理学的検索
第1日目 病理診断にいたるまでのもろもろ
第2日目 病理標本を見てみよう!
第2章 消化管の病変
第3日目 報告書に込められた病理医の思いとは?~胃生検診断の基本
第4日目 組織像から細胞の“動き”を読む!?~胃粘膜切除標本の評価
第5日目 胃炎かリンパ腫か,どう見る?~胃MALT リンパ腫
第6日目 いろいろなものが粘膜下にできる~胃腸管間質腫瘍(GIST)
第7日目 病名や分類に振り回されるべからず~食道上皮内病変
第8日目 接合部とは,はたしてどこなのか?~食道胃接合部癌
第9日目 腸切除の必要性,どう判断する?~大腸SM癌
第10日目 腫瘍性か?反応性か?~大腸鋸歯状ポリープ
第11日目 カルチノイドとNET,違う?同じ?~消化管神経内分泌腫瘍(NET)
第12日目 クローン病と潰瘍性大腸炎はどう見分ける?~炎症性腸疾患(IBD)
第3章 肝・胆・膵の病変
第13日目 非腫瘍性病変はこう見る!~肝生検診断の基本(1)
第14日目 所見のオーバーラップをどう捉えるか?~慢性肝障害
第15日目 肝臓の腫瘍と一口にいっても…~肝生検診断の基本(2)
第16日目 “よどむ”ところにはよからぬことが起きやすい~胆嚢炎
第17日目 乳頭部は単なる通り道ではない!~Vater 乳頭部癌
第18日目 膵病変は年齢・性・部位と肉眼像でここまで絞れる!~膵管内腫瘍
第19日目 EUS-FNA標本からどこまでわかる?~膵充実性腫瘍
第20日目 IgG4だけに振り回されるな!~自己免疫性膵炎(AIP)
第21日目 組織診と細胞診は補完し合うもの~膵胆道領域の細胞診
第4章 特講
特講1 はじめての症例報告(1):ポスター発表を侮るなかれ!
特講2 はじめての症例報告(2):病理像はこう見せる!
■エピローグ
索引