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新 英語抄録・口頭発表・論文作成 虎の巻
忙しい若手ドクターのために
筆頭著者 上松 正朗 (著)
国立病院機構大阪医療センター臨床研究センター長
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23799-9
電子版発売日 2017年10月30日
ページ数 186
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-25423-1
印刷版発行年月 2017年3月
書籍・雑誌概要
臨床・研究・学会活動で忙しい若手医師が“英語による”抄録作成・口頭発表・論文作成を行う際の“虎の巻”がバージョンアップ。「査読者の目を引く抄録タイトルは?」「学会発表前の準備は何から手をつければいい?」「通じる英語を話すには?」…こんな悩みを解決するための効果的かつ実用的なコツが満載。若手医師はもちろんのこと、指導を行う中堅医師にもオススメの一冊。
目次
【内容目次】
第1章 英語抄録「虎の巻」
英語で学会抄録を書いてみよう
“Sushi”theory
なぜ採択されないのか
まず“敵”を知る
論理構成を明確に
抄録の「設計図」をつくろう
Title(タイトル)の考案
Methods(方法)とResults(結果)
Conclusions(結論)
設計図の検討
トピック文を英語に
字数の調節
添削の依頼
例題
チェックリスト
まとめ
第2章 英語による口頭発表「虎の巻」
はじめに
喜びと不安
早めに準備を
準備の進め方
発表の基本を確認する
何が言いたいのかを明確に
プレゼンテーション・ファイルの作成
材料集め
プレゼンテーション・ファイルはシンプルに
Background(背景)
Objective(s)(目的)
Methods(方法)
Results(結果)
Conclusion(s)(結論)
Conflict of interest(COI,利益相反)の開示
読み原稿
必ず読み原稿をつくろう
文章は短く,シンプルに
スクリーン上の文章と読み原稿の文章を一致させる
スクリーン上の情報はすべて説明する
Background(背景)
Objective(s)(目的)
Methods(方法)
Results(結果)
Conclusion(s)(結論)
英語読み原稿とその解説
口頭発表練習
イメージトレーニング
呼吸のコントロール
単語の言い換え
声に出すこと
アイコンタクト
リハーサル
いよいよ本番
質疑応答対策
質問のメモをとろう
質問を聞き返そう
質問に対する答えは結論を先に
共同演者からの助けは期待しない
他の演題に質問しよう
第3章 話すための英語「虎の巻」
英語は日本語より簡単
英語と日本語の違い
通じる発音とは
発音の基本単位である音節を認識する
子音の違い
母音の違い
アクセント(ストレス)の確認
フレーズ単位で読む
第4章 いよいよ英語論文「虎の巻」
論文を書くモチベーション
臨床医なのになぜ論文を書くのか
なぜ英語か
英語論文の別刷による自己紹介
指導者をみつける
何を伝えたいのかを明確に
時間をみつける
まず用意するもの
論文設計図の作成
設計図をもとに,英文を作成する
Title page
Abstract and Key words
Introduction(Background)を書く
Methodsを書く
統計処理についての記載
Resultsをまとめる
Discussionを書く
Acknowledgments
References
Figure legends
Tables
Figures
Titleを推敲する
Abstractを書く
利益相反(COI)の開示
推敲する
投稿規定のチェック
カバーレターをつける
翻訳業者への翻訳や校閲の依頼
チェックリスト
第5章 論文を書くための英語「虎の巻」
辞書の選び方,使い方
英語らしい英語とは
パラグラフについて
トピック文
時制について
可算名詞と不可算名詞
スピード冠詞決定法148
前置詞の選び方
まわりくどい文を引き締める
可能性の表現法
英文校閲の依頼
付録
1 例文集
口頭発表に関する例文
Objectivesに関する例文
Introduction,Discussionに関する例文
従来の研究の引用に関する例文
Methods,Resultsに関する例文
Conclusionsに関する例文
2 日本人にわかりにくい類語(佐川喜一著『英語で書く医学論文』より)
3 参考図書
おわりに
索引