書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

気管支拡張症Up to Date

気管支拡張症Up to Date
本文を見る
  • 有料閲覧

筆頭著者 長谷川 直樹 森本 耕三 (編)

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-20382-6

電子版発売日 2022年6月20日

ページ数 212

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-23175-1

印刷版発行年月 2022年5月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524231751

書籍・雑誌概要

一時は「消えゆく疾患概念」と考えられていた気管支拡張症だが.欧米において嚢胞性肺線維症と関連しない症例の増加から大規模な患者レジストリへと進展し,近年目覚ましい研究成果をもたらしている.いまや呼吸器領域の一大カテゴリーとなった気管支拡張症について,欧米の最新知見を踏まえ,臨床像から病態,疫学,診断や重症度分類,治療と管理までを体系的にまとめた.

目次

【内容目次】
1 気管支拡張症とは
 A.気管支拡張症の画像
 B.気管支拡張症の臨床像
 C.気管支拡張症の病態・免疫
 D.気管支拡張症の疫学

2 原因疾患と検査の進め方

3 原因・併存疾患ごとの気管支拡張症の病態
 A.免疫不全
 B.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
 C.気管支喘息
 D.アレルギー性気管支肺真菌症(ABPA)
 E.結核後遺症
 F.膠原病
 G.びまん性汎細気管支炎(DPB)
 H.原発性線毛運動不全症(PCD)
 I.その他のまれな病態[黄色爪(yellow nail)症候群,炎症性腸疾患など]
 J.慢性副鼻腔炎(副鼻腔気管支症候群)

4 感染と気管支拡張症
 A.緑膿菌
  1)細菌学的特徴
  2)気管支拡張症の病態に対して与える影響
 B.ノカルジア
 C.その他の細菌
 D.ウイルス
 E.真菌

5 非結核性抗酸菌(NTM)症と気管支拡張症
 A.肺MAC症
 B.肺M. abscessus 症
 C.肺M. kansasii 症
 D.NTM による気管支拡張

6 重症度分類

7 急性増悪の定義と病態

8 気管支拡張症の治療と管理

9 マクロライド療法の理解と動向

10 欧米の吸入抗菌薬開発の経過と動向

11 理学療法とリハビリテーション

12 外科治療

13 血管塞栓術

14 研究トピックスオーバービュー
 A.気道上皮
 B.肺のマイクロバイオーム
 C.バイオフィルム

15 近年の薬剤開発(RCT)の動向