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腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021 改訂第3版
その他の著者等 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会/腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン策定委員会
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23236-9
電子版発売日 2021年6月7日
ページ数 104
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-22945-1
印刷版発行年月 2021年5月
書籍・雑誌概要
腰痛などを契機に一般開業医を受診する患者も多い腰椎椎間板ヘルニアに対し,最新の知見を踏まえ患者の症状や希望も考慮して日常診療を行うための指針となるガイドライン.今回の改訂ではMindsの指針に沿って構成・内容を刷新し,発生機序や病態が未だに十分明らかでない本疾患の基本的知識をBQとしてわかりやすくまとめ,診断と治療に直結するCQを厳選して提示した.
目次
【内容目次】
前文
1.作成組織・作成主体
2.作成工程
第1 章 疫学・自然経過
Background Question 1 腰椎椎間板ヘルニアの疫学
Background Question 2 腰椎椎間板ヘルニアの自然経過(型,大きさ,画像所見,退縮・吸収までの期間)
Background Question 3 どの程度の患者が手術的治療にいたるのか
Background Question 4 腰椎椎間板ヘルニアとスポーツとの関係(予防か発症誘因か)
第2 章 病態
Background Question 5 腰椎椎間板ヘルニアの発生機序
Background Question 6 腰椎椎間板ヘルニアの大きさと臨床症状
Background Question 7 腰椎椎間板ヘルニアの発生に影響を与える環境因子
Background Question 8 腰椎椎間板ヘルニアの発生に影響を与える遺伝的因子
Background Question 9 腰椎椎間板ヘルニア退縮の機序
第3 章 診断
腰椎椎間板ヘルニアの診察手順
Background Question 10 腰椎椎間板ヘルニアの症候
Background Question 11 腰椎椎間板ヘルニアの臨床診断
Background Question 12 腰椎椎間板ヘルニアの画像診断(単純X 線像,MRI,CT:診断価値,必要性を含めて)
Background Question 13 障害高位・神経根同定に対する補助診断とその意義
第4 章 治療
Background Question 14 腰椎椎間板ヘルニアに対する治療のコンセプト
Background Question 15 各種手術術式
Background Question 16 (緊急)手術の適応
Clinical Question 1 薬物治療は有用か
Clinical Question 2 硬膜外副腎皮質ステロイド薬注入療法は有用か
Future Research Question 1 理学療法や代替療法は有用か
Clinical Question 3 手術的治療は保存的治療と比べて有用か
Clinical Question 4 外科的治療のなかで推奨される治療は何か
第5 章 予後
Background Question 17 再発率と再手術率はどの程度か
Background Question 18 下垂足や膀胱直腸障害を伴う重度神経障害は外科的治療で改善するか
Background Question 19 治療後に職場復帰できるのはどのくらいか
Background Question 20 治療後にスポーツ復帰できるのはどのくらいか
Background Question 21 手術の後療法の内容により予後は変わるか
Background Question 22 手術成績の予後に影響を与える要因は何か
Background Question 23 術後経過に影響を及ぼす処置はあるか
索引