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がん看護 Vol.23 No.2
がん疼痛マネジメント
南江堂
電子版ISSN 2432-8723
電子版発売日 2018年2月19日
ページ数 203
判型 A4変
印刷版ISSN 1342-0569
印刷版発行年月 2018年2月
書籍・雑誌概要
がん疼痛マネジメント がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。
目次
がん疼痛マネジメント
序文 余宮きのみ,荒尾晴惠
第I章 がん疼痛治療の基本
痛みをもつ患者さんを担当するけど,どうしよう? 森住美幸
がんってなんで痛いの? 冨安志郎
痛みのアセスメントはどうやったらいいの? (1)成人の場合 中山祐紀子
痛みのアセスメントはどうやったらいいの? (2)高齢者の場合 川村三希子
非オピオイド鎮痛薬ってどんな薬? どんなことに注意が必要? 八塔累子
オピオイド鎮痛薬ってどんな薬? どんなことに注意が必要? 宮川瑞代
メサドンってどんな薬? どんなことに注意が必要? 松田良信,岡山幸子
オピオイドを使いたがらない患者さん,どうしたらいいの? 南口陽子
オピオイドスイッチングってなに? 何を注意すればいいの? 二宮由紀恵
オピオイド鎮痛薬の副作用かな? 対応はどうしたらいいの? 淺野耕太
鎮痛補助薬ってどんな薬? どんなことに注意が必要? 奥山慎一郎
第II章 突出痛に対応できるようになる!
突出痛って? どうアセスメントするの? 市原香織
突出痛に対するレスキュー薬はどうしたらいい? 余宮きのみ
フェンタニル口腔粘膜吸収剤はどうすればうまく使えるの? (1)埼玉県立がんセンターの例 武井大輔
フェンタニル口腔粘膜吸収剤はどうすればうまく使えるの? (2)静岡県立静岡がんセンターの例 久山幸恵
随伴痛への対処,看護師ができることは? 清水麻美子
第III章 非薬物療法
放射線治療 菱沼貴生
がん疼痛に対する神経ブロック・脊髄鎮痛法 服部政治,立花潤子
その他の非薬物療法 高尾鮎美
第IV章 臓器別
消化器がん患者の痛み(医師) 大里真之輔
消化器がん患者の痛み(看護師) 田中恵里香
呼吸器がん患者の痛み(医師) 中島治典
呼吸器がん患者の痛み(看護師) 田中美帆
乳がん患者の痛み(医師) 木谷哲
乳がん患者の痛み(看護師) 山本瀬奈
婦人科がん患者の痛み(医師) 沖代奈央
婦人科がん患者の痛み(看護師) 林みずほ,荒尾晴惠
泌尿器科がん患者の痛み(医師) 高広悠平
泌尿器科がん患者の痛み(看護師) 新濱伸江
骨転移痛のある患者の痛み(理学療法士) 上野千沙
第V章 治療による痛み
化学療法による痛み 今井洋子,神田清子
術後痛 石田高志,川真田樹人
放射線治療による痛み 山本知美
第VI章 チームで対応すること
医師の立場から看護師へのエール 中西京子
がん疼痛をケアする看護師へのエール 荒尾晴惠
第VII章 ステップアップ
オピオイド鎮痛薬に依存しているんじゃないの? 偽依存とケミカルコーピングを鑑別する ~疑いの目をもちつつ,寄り添う気持ち~ 山口重樹,Donald R.Taylor
痛みはどこにあるんだろう? 加藤総夫
索引