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一発明解! 腫瘍内科医が教える
見えるがん化学療法(ケモセラ)
筆頭著者 菊池 由宣 (著)
東邦大学医学部臨床腫瘍学講座 准教授・東邦大学医療センター大森病院化学療法センター 部長
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98463-2
電子版発売日 2022年10月24日
ページ数 277
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-42201-1
印刷版発行年月 2022年10月
書籍・雑誌概要
がん化学療法は難しいと思われがちですが,本書ではイラストを用いて,がん治療薬の特徴や違いが一目でわかるようにまとめました.総論では,腫瘍学をコンパクトにわかりやすくまとめ,各論では,ほぼすべての抗がん薬の適応や特徴などを解説し,医薬品集としても使用できる一冊です.
目次
第1章 総論
1.DNAと遺伝子
2.がんに関連する遺伝子
3.腫瘍血管
4.がんと免疫
5.がん治療の基本
6.治療効果判定と有害事象判定
7.腫瘍学に必要な統計学
8.新薬の開発
第2章 各論
Ⅰ 殺細胞性抗がん薬
1.代謝拮抗薬
① プリン代謝拮抗薬
② ピリミジン代謝拮抗薬
③ 葉酸代謝拮抗薬
2.アルキル化剤・白金製剤
① ナイトロジェンマスタード類
② ニトロソウレア類
③ その他
④ 白金製剤
3.抗がん性抗生物質
① アントラサイクリン系
② その他
4.トポイソメラーゼ阻害薬
① トポイソメラーゼⅠ阻害薬
② トポイソメラーゼⅡ阻害薬
5.微小管阻害薬
① タキサン系
② ビンカアルカロイド系
③ その他
6.抗悪性腫瘍酵素製剤
Ⅱ 分子標的治療薬
1.ALK阻害薬
2.BCL-2阻害薬
3.BCR-ABL(c-KIT)阻害薬
4.BRAF阻害薬・MEK阻害薬
① BRAF阻害薬
② MEK阻害薬
5.BTK阻害薬
6.CDK4/6阻害薬
7.EZH2阻害薬
8.FGFR2阻害薬
9.FLT3阻害薬
10.HDAC阻害薬
11.EGFR(HER1)阻害薬
① EGFR-TKI
② 抗EGFR抗体薬
12.HER2阻害薬
13.HSP90阻害薬
14.JAK阻害薬
15.KRAS阻害薬
16.MET阻害薬
17.mTOR阻害薬
18.NTRK阻害薬
19.PARP阻害薬
20.RET阻害薬
21.ソマトスタチンアナログ製剤
22.プロテアソーム阻害薬
23.血管新生阻害薬
24.抗CCR4抗体薬
25.抗CD抗体薬
26.抗GD2抗体薬
27.抗SLAMF7抗体薬
28.抗体薬物複合体
Ⅲ ホルモン療法薬
① LH-RH(GnRH)アゴニスト
② LH-RH(GnRH)アンタゴニスト
③ 抗エストロゲン薬
④ アロマターゼ阻害薬
⑤ 男性ホルモン薬
⑥ 黄体ホルモン薬
⑦ エストロゲン薬
⑧ 抗アンドロゲン薬
⑨ その他
Ⅳ レチノイド関連薬
Ⅴ 免疫関連薬
1.免疫チェックポイント阻害薬
① 抗CTLA-4抗体薬
② 抗PD-1抗体薬
③ 抗PD-L1抗体薬
2.BRM(biological response modifier)
3.免疫調節薬(IMiDs)
Ⅵ 内包リポソーム製剤
Ⅶ 放射性医薬品抗悪性腫瘍薬
Ⅷ 再生医療等製品
Ⅸ 子宮頸癌ワクチン
一般索引
薬剤索引