書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
あたらしい美容皮膚科学
筆頭著者 日本美容皮膚科学会(監修) 尾見 徳弥・宮田 成章・宮地 良樹・森脇 真一 (編)
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98461-8
電子版発売日 2022年9月26日
ページ数 510
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-34151-0
印刷版発行年月 2024年3月
書籍・雑誌概要
日本美容皮膚科学会監修のもと「美容皮膚科プラクティス」「美容皮膚科学」改訂2版と続き,「あたらしい美容皮膚科学」として生まれ変わった「美容皮膚科学」の決定版.美容皮膚科をはじめるにあたり大事なのは,皮膚科の知識を十分に有した上で,美容皮膚科領域の手技をよく理解し,適切な治療法を選択することである.そこで本書では美容皮膚科を学ぶために知るべき皮膚の構造,機能や免疫などの基礎知識から,メスを使わない美容皮膚科治療について疾患や症状ごとに多くの写真を用いて解説している.これから美容皮膚科をはじめる方にもさらにスキルアップしたい方にも最適な1冊となっている.
目次
総論Ⅰ 美容皮膚科の現況と動向
1.機器を使った美容皮膚科学:現況と動向
2.機器を使わない美容皮膚科学:現況と動向
内科分野の発展としてみた美容皮膚科―美容外科から美容皮膚科そしてホームケア
総論Ⅱ 美容皮膚科を学ぶための基礎知識
3.美容皮膚科を学ぶために知るべき皮膚の構造
4.美容皮膚科を学ぶために知るべき皮膚バリアの形成機構
5.美容皮膚科学を学ぶために知るべき皮膚の免疫
6.美容皮膚科を学ぶために知るべきメラニン学
7.美容皮膚科を学ぶために知るべき顔面の解剖
8.顔面の加齢による変化
A.表皮・真皮(光老化を含めて)
B.皮下・表情筋・骨など
9.美容医療におけるリスクとマネージメント−訴訟の事案を鑑みて−
10.美容皮膚科をめぐる法律の知識
総論Ⅲ 美容皮膚科に用いる機器・香粧品の基礎知識
11.美容皮膚科医療に必要な麻酔の知識
12.レーザー
13.IPL
14.高周波
15.超音波
16.イオン導入とエレクトロポレーション
17.注入療法の基礎知識と歴史
18.美容皮膚科診断
A.ダーモスコピー
B.画像解析
19.香粧品とは
20.化粧品開発における皮膚計測法
21.化粧品の安全性
22.スキンケアの実践―乾燥皮膚と脂性肌
A.保湿剤の使い方
B.サンスクリーン剤の使い方
C.美白剤の使い方
各論Ⅰ メスを使わない美容皮膚科治療
23.血管腫などの血管異常
24.メラニン色素性疾患
A.老人性色素斑(日光黒子),雀卵斑
B.扁平母斑
C.肝 斑
D.太田母斑と後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
25.色素性母斑
A.悪性腫瘍との鑑別
B.メスを使わない色素性母斑の治療
26.顔面の小腫瘤
27.白斑の外科治療(表皮移植法)
28.刺青除去
29.多毛症の治療
30.瘢痕・ケロイド
A.瘢痕・肥厚性瘢痕・ケロイドの発生機序と治療
B.線状・痤瘡後瘢痕に対するレーザー治療
31.シワ
A.ボツリヌストキシン
B.フィラー(皮膚充填剤)
C.レーザー:フラクショナルレーザー/Nd:YAGレーザーなど
32.たるみ
A.高周波・HIFU
B.スレッドリフト
33.くすみ
34.部分痩身
A.冷却装置
B.レーザー
C.HIFU機器による痩身―LIPOcelⅡ―
35.美容医療におけるPRPの応用
36.ピアッシング
37.多汗・腋窩多汗症
A.イオントフォレーシス,抗コリン薬
B.ボツリヌストキシン製剤およびマイクロ波装置による多汗症,腋臭症治療
38.尋常性痤瘡
A.痤瘡治療における薬物療法
B.尋常性痤瘡の理学療法
39.赤ら顔・酒皶
40.脱毛症(育毛)
41.肌理や質感の改善
A.化粧品,外用剤
B.ケミカルピーリング
C.イオン導入・エレクトロポレーション
D.メソセラピー
E.美容鍼・マイクロニードル
各論Ⅱ 香粧品の基礎知識
42.スキンケア化粧品
A.保湿剤
B.コメド用化粧品
C.紫外線防止化粧品
43.機能性化粧品
44.メークアップ香粧品
45.ヘアケア香粧品
A.シャンプー,コンディショナー
B.整髪剤
C.パーマネント・ウェーブ剤
D.染毛剤・染毛料
E.育毛剤
46.ボディケア香粧品
A.体臭防止,制汗・デオドラント剤
B.入浴剤
47.男性用化粧品
48.フレグランス化粧品
49.オーラルケア香粧品
50.サプリメント
A.法的規制,食品との位置づけ
B.ビタミン,ミネラル,ハーブ,抗酸化剤
索 引