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胸腔鏡下肺区域切除術のすべて

3DCT画像と動画でコツがつかめる

胸腔鏡下肺区域切除術のすべて
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筆頭著者 大泉 弘幸 (編)

東大和病院 呼吸器センター長

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98506-6

電子版発売日 2023年6月9日

ページ数 140

判型 A4

印刷版ISBN 978-4-525-31251-0

印刷版発行年月 2023年6月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525312510

書籍・雑誌概要

従来の肺区域切除術は開胸による直視下手術が主体であった.胸腔鏡下手術はそのアプローチの特性上,全く異なる視点からの操作が可能となった. CTおよび3D CT画像での正確な解剖構造の把握に基づいた,実際のテーラーメイド手術動画を70以上収め,視覚で切除術のコツがつかめる. また,本書では執筆者の豊富な経験から肺静脈先行処理(Vein first strategy)の利点を駆使しつつ,侵襲と解剖構造の変化を最小限とするためのより精緻な手術を紹介している. 本書は,総論と各論の二部構成になっている.総論では解剖や基本的手技の要点を解説.各論では,「定型的肺区域切除」「非定型的肺区域切除」「単孔式肺区域切除」「ロボット支援下肺区域切除」のカテゴリー別に症例を紹介.各症例,要点,手術計画,手術解説を端的に示している.これからの新しい技法を,ぜひあなたの手術チームでも!

目次

◇総 論
 1章 肺区域の解剖,命名法の歴史と問題点
  A.肺区域解剖の歴史
  B.区域の命名に関する歴史と問題
 2章 区域切除術を行うにあたってのknack and tips-要点とコツ-)
  A.術前計画の作成
  B.肺門部操作
  C.区域間判別法
  D.区域間切離
  E.リンパ節郭清
 3章 手術計画と3DCTの活用
  A.肺区域切除術の計画
  B.解剖の把握
  C.区域間の描出と切開
  D.アプローチ
  E.今後の課題

◇各 論
  -A- 定型的肺区域切除術
  01.右 S1 区域
  02.右 S2 区域
  03.右 S3 区域
  04.右 S4 区域
  05.右 S6 区域
  06.右 S7 区域
  07.右 S8 区域
  08.右 S9 区域
  09.右 S10 区域
  10.右 S9, S10 複合区域
  11.左 S1+2 区域
  12.左 S3 区域
  13.左 S5 区域
  14.左 S6 区域
  15.左 S* 区域
  16.左 S8 区域
  17.左 S9 区域
  18.左 S10 区域

  -B- 非定型的肺区域切除術
  01.右 S2, S3a 複合区域
  02.右 S2b, S3a 複合区域
  03.右 S7, S10 複合区域
  04.右 S9 区域
  05.左 S1+2a 亜区域
  06.左 S1+2ab 亜区域
  07.左 S1+2c 亜区域
  08.左 S3a, S4a 複合区域
  09.左 S4a 亜区域
  10.左 S6c 亜区域
  11.左 S6b, S8a, S9a 複合亜区域
  12.左 S*, S9a複合区域
  13.左 S9区域

  -C- 単孔式肺区域切除
  01.右 S1a, S2bi 複合拡大亜区域
  02.右 S3a 亜区域
  03.右 S8 区域
  04.右 S9, S10 複合区域(S7亜区域腹側背側型)
  05.右 S7 区域(後枝型)
  06.左 上大区域
  07.左 S1+2 区域
  08.左 S1+2a 区域
  09.左 S1+2c, S3a
  10.左 S3 区域
  11.左 S6b, S8a 複合亜区域

  -D- ロボット支援下肺区域切除
  01.右 S1 区域
  02.右 S7, S8b, S9b 複合亜区域

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