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新・家庭医療専門医 ポートフォリオ実例集 第2版
筆頭著者 草場 鉄周(監修) 中村 琢弥 宮地 純一郎 (編)
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98407-6
電子版発売日 2021年11月1日
ページ数 197
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-525-20792-2
印刷版発行年月 2021年10月
書籍・雑誌概要
2020年から新しくなった家庭医療専門医制度.本書ではその認定試験で提出が求められるポートフォリオの全領域を実例で示し,記載のポイントや症例の選び方などを解説しています.実例部分以外にもポートフォリオとレポートはどう違うのか,文章をどのように推敲していけばよいのかなど専攻医が疑問に思うようなポイントを掘り下げています.各領域のポイントを押さえ,評価基準(ルーブリック)と照らし合わせながら記載していきましょう.
目次
Ⅰ章 ポートフォリオをつくるまえに
ポートフォリオの意義:どうしてポートフォリオ? 孫 大輔
ポートフォリオの書き方 青木拓也
評価基準(ルーブリック)について 春田淳志
ポートフォリオの活かし方:生涯学習に活かすために 島薗洋介,宮地純一郎
Ⅱ章 ポートフォリオ
1.未分化な健康問題 佐古篤謙
2.予防医学と健康増進 髙木 博
3.慢性疾患のケア 長尾智子
4.多疾患併存 大浦 誠
5.長期的な全人的関係に基づくケア 岩間秀幸
6.患者中心の医療 孫 大輔
7.家族志向のケア 増山由紀子
8.地域志向のプライマリ・ケア 密山要用,漆畑宗介
9.障害とリハビリテーション 石川美緒
10.臨床における教育と指導 林 幹雄
11.EBMの実践 吉田秀平
12.チーム医療・ケアの調整や移行 弓野 綾
13.システムに基づく診療 深瀬 龍
14.メンタルヘルス 喜瀬守人
15.健康の社会的決定要因とアドボカシーおよびアクセス 吉田絵理子
16.医療者自身のケア 大竹要生
17a.複雑困難事例のケア 藤原和成
17b.統合されたケア 清水洋介,三浦太郎
18a.高いプロフェッショナリズムに基づく行動 玉木千里
18b.倫理的に困難な意思決定を伴う事例のケア 福井慶太郎
19a.セクシャルヘルス/性を考慮したケア 安来志保
19b.思春期のケア 三澤美和
20a.緩和ケア 井口真紀子
20b.人生の最終段階におけるケア 大杉泰弘
Ⅲ章 ポートフォリオ作成プロセスモデル集
日々の継続的なケースログから抽出して作成する 春田淳志
定期的な振り返りから作成する 安藤高志
追い込み型で作成する 村井紀太郎
Ⅳ章 Q&A
いい症例がみつからないときは?喜瀬守人
どのエントリー項目で書けばよいのか迷ってしまう 齋木啓子
文章が足りないときはどうしたらよい? 渡邉隆将
文章が長すぎてしまう,だらだらと書いてしまうときは? 樫尾明彦
文章を校正するコツ,わかりやすい文章にするには? 青木拓也
指導医に時間を取って見てもらえないときは? 勝又聡彦
参考にすべき本はありますか? 孫 大輔
付録 より深く勉強するための文献リスト
索引