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多職種で取り組む食支援

急性期から看取りまで 僕なら私なら「こう食べていただきます!」

多職種で取り組む食支援
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筆頭著者 古屋 聡 (編集)

山梨市立牧丘病院

南山堂

電子版ISBN 978-4-525-98249-2

電子版発売日 2017年10月23日

ページ数 169

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-525-20731-1

印刷版発行年月 2017年10月

DOI https://doi.org/10.15104/9784525207311

書籍・雑誌概要

患者の食支援を進めるための多職種連携ガイドブック.執筆陣には全国各地で活躍しているキーパーソンのほか,領域のトップランナーたちが結集.胃ろうの適応や地域における食支援,災害時の救援活動などあらゆる角度から食支援について取り上げている.あなたの周りにいる頼りになる人がみつけられる1冊!

目次

Ⅰ章 すべての医療職が知っておくべき基礎知識
 1 プライマリ・ケアにこそ必要なリハ栄養の知識 ─リハなくして総合診療なし!─
 2 早期経口摂取にこそエビデンスあり!─盲目的禁食・絶食の危険を知ろう!─
 3 医師はどこで食支援が必要と認知するか? どのように多職種に依頼していくか?
 4 当事者主権にもとづく多職種連携のツール“KTバランスチャート”のススメ

Ⅱ章 あなたの患者が困っていたら,誰に相談する?
病院で
 病院勤務医
 病棟看護師(摂食・嚥下障害看護認定看護師)
 言語聴覚士
 理学療法士
 管理栄養士
 歯科医師
 栄養サポートチーム(看護師,管理栄養士,言語聴覚士)
在宅で
 在宅診療医
 訪問看護師
 作業療法士
 訪問管理栄養士
 訪問歯科医師
 訪問歯科衛生士
 訪問薬剤師
 ケアマネジャー
介護現場で
 介護士
 看護師
 管理栄養士
 歯科医師

Ⅲ章 強制栄養と看取りをめぐって
 1 胃ろうの適応について考える
 2 両親の看取り支援から学んだこと
 3 両親の介護 ―病院での看取り―
 4 人工的水分・栄養補給法や手術,看取りを含めて ―人生に寄り添う食支援を考える―

Ⅳ章 病院でも在宅でも医療機器を活用する
 1 摂食嚥下,サルコペニアにもエコーの時代,みんなが現場で使いこなせ!
 2 急性期から在宅までにおける歯科と嚥下内視鏡の活用法

Ⅴ章 食支援と地域活動 ―病院NSTから地域へ
 1 つながる・つなげる食支援 ―地域づくりの視点から―
 2 最期まで口から食べられる街,新宿を仕掛ける!―新宿における地域食支援の実践―
 3 駆け込み寺的地域摂食嚥下相談チーム ─ 金沢在宅NST経口摂取相談会の取り組み─
 4 食は腹におさめるだけにあらず,生活と文化とこころである
 5 「みんなの保健室わじま」からみた食支援

Ⅵ章 熊本地震の際のDNST活動
 1 DNSTとは?
 2 熊本地震摂食サポートの経験①:摂食・嚥下障害看護認定看護師
 3 熊本地震摂食サポートの経験②:言語聴覚士
 4 熊本地震摂食サポートの経験③:歯科医師
 5 熊本地震摂食サポートの経験④:歯科衛生士

感想にかえて
 最期のときを輝かせる居場所・味方・誇り ―家族の立場から―

コラム
 姿勢調整の極意にせまる
 施設での多職種連携の取り組み ―食支援を通じて気づかされたこと―
 テーブル・スプーン・食具を見直そう!

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