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エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ
筆頭著者 種村 正 (編)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64202-6
電子版発売日 2020年3月30日
ページ数 314
判型 AB
印刷版ISBN 978-4-260-04202-4
印刷版発行年月 2020年3月
書籍・雑誌概要
好評を博した『検査と技術』Vol.47 No.3(3月・増刊号)「エキスパートが教える心・血管エコー計測のノウハウ」が、待望の書籍化! 新たな症例とより美しい画像の追加により、さらに高い完成度で仕上がりました。心・血管エコーの計測について、典型例はもちろん、ガイドラインに示されない“非典型例”まで詳述される本書は、すぐにでも実践に役立つこと間違いなし。あらゆる症例に自信が持てるようになる一冊です。
目次
I章 心エコー
I章の略語
1.左室計測
1-1.左室内径と壁厚
1-2.左室心筋重量
1-3.左室容積と左室駆出率(biplane disk summation法)
2.左房計測と右房計測
2-1.左房径と左房容積
2-2.右房径と右房容積
3.右室計測
3-1.右室径
3-2.右室壁厚
3-3.右室流出路径
3-4.右室面積変化率
3-5.三尖弁輪移動距離
4.大動脈計測
4-1.大動脈径
4-2.大動脈基部
4-3.上行大動脈径(近位~遠位上行大動脈)
5.狭窄弁の弁口面積(planimetry法)
5-1.僧帽弁口面積
5-2.大動脈弁口面積
6.左室流入血流と僧帽弁狭窄
6-1.E波,A波,DT,E/A
6-2.一回拍出量と僧帽弁輪径
6-3.呼吸性変動
6-4.バルサルバ負荷による変化
6-5.僧帽弁狭窄症の弁口面積と平均圧較差
7.左室駆出血流と大動脈弁狭窄
7-1.左室駆出血流の最大血流速度,時間速度積分値
7-2.一回拍出量
7-3.左室流出路狭窄の最大血流速度
7-4.大動脈弁狭窄の最大血流速度,平均圧較差,弁口面積(連続の式)
8.右室流入血流
8-1.E波,A波,DT,E/A
8-2.呼吸性変動
8-3.三尖弁狭窄症時の平均圧較差
9.右室駆出血流
9-1.最大流速,右室駆出時間,駆出血流加速時間
9-2.右室流出路における一回拍出量
9-3.肺体血流量比
10.僧帽弁逆流
10-1.逆流ジェット面積(左房面積比)
10-2.vena contracta幅
10-3.PISA法による定量評価
10-4.volumetric法による定量評価
10-5.逆流量,逆流弁口面積,逆流率計測の具体例
11.大動脈弁逆流
11-1.vena contracta幅
11-2.逆流ジェット幅/左室流出路径
11-3.大動脈弁逆流の圧半減時間
11-4.PISA法による定量評価
11-5.volumetric法による定量評価
12.三尖弁逆流
12-1.三尖弁逆流血流速度,右室収縮期圧
12-2.肺動脈弁逆流
12-3.肺血管抵抗の推定
13.下大静脈
13-1.血管径,呼吸性変動の有無
14.弁輪部運動速波形
14-1.弁輪部運動速波形
15.肺静脈血流
15-1.肺静脈血流
16.Tei index
16-1.Tei index
17.GLS
17-1.GLS(global longitudinal strain)
18.その他の計測
18-1.血栓の大きさ
18-2.腫瘍の大きさ
18-3.疣腫の大きさ
18-4.心膜液の量
18-5.短絡疾患の欠損孔と血流計測――心房中隔欠損症
18-6.短絡疾患の欠損孔と血流計測─―心室中隔欠損症
18-7.短絡疾患の欠損孔と血流計測─―動脈管開存症
II章 血管エコー
II章の略語
1.頸部動脈
1-1.血管径(総頸動脈,内頸動脈,椎骨動脈)
1-2.内中膜厚(max IMT,IMT-C10)
1-3.プラークサイズ
1-4.血流計測
1-5.狭窄(面積,NASCET)
2.胸・腹部大動脈
2-1.瘤径
3.腎動脈
3-1.腎動脈狭窄
3-2.腎区域動脈,葉間動脈
4.下肢動脈
4-1.下肢動脈血流波形
4-2.下肢動脈病変
5.下肢静脈
5-1.深部静脈血栓
5-2.静脈瘤
索引