学生のための医療概論 第4版
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学生のための医療概論 第4版

筆頭著者 小橋 元 (他編) その他の著者 近藤 克則/黒田 研二/千代 豪昭 医学書院 電子版ISBN 978-4-260-64125-8 電子版発売日 2020年3月2日 ページ数 296 判型 B5 印刷版ISBN 978-4-260-04125-6 印刷版発行年月 2020年1月

書籍・雑誌概要

医療について学ぶ学生が初めて接する医療概論の準教科書が7年ぶりに改訂。これまでの編者2名に新編者2名を加えて、執筆陣も一新し、狭義の「医療」に関する知識はもちろん、現代の医療を取り巻く多くの社会問題にも言及している。読者に、医療職として生きるとはどういうことかを考え、将来患者中心のチーム医療を実践してほしいという願いを込めた本書は、それぞれの専門に進む前に「考える頭」を育て備えるのに最適である。

目次

第1章 医療は誰のものか
 1 医療の基本「人道主義・人権」について考える
 2 患者の権利を尊重する
 3 医療現場の倫理
 4 2つのケースから学ぶ臨床倫理
 5 「人の気持ちを慮ること」の大切さ
 6 情報共有とチーム医療
 7 カウンセリングによる自己決定支援
 8 医療職のプロフェッショナリズム

第2章 健康とは何だろうか
 1 多様な健康観と医療観
 2 健康の決定要因とヘルスプロモーション
 3 Well-being(幸福・健康)のとらえ方と支援
     ──国際生活機能分類(ICF)とリハビリテーション
 4 こころの病とwell-being
 5 Well-being(幸福・健康)を高める支援
 6 保健医療が追求する価値と医療職の役割

第3章 医療がたどってきた道と未来への展望
 1 近代医学の誕生と感染症対策
 2 非感染性疾患の増加──生活習慣病の予防に求められる姿勢
 3 ゲノム医学の登場からゲノム編集へ
 4 医療・情報テクノロジーの活用に伴う課題
 5 健康影響をもたらす環境問題と医療職のあり方
 6 薬害にみる利害関係の医療への影響と医療の質
 7 補完代替療法と全人的統合医療
 8 臓器移植から再生医療へ
 9 健康を次世代へつなぐこと──本当に守らねばならないものは何か?
 10 科学的根拠とこれからの医療

第4章 医療システムを理解しよう
 1 事例をもとに考えてみよう
 2 医療の機能分化と地域医療連携
 3 地域包括ケアシステムと多職種連携
 4 医療保険制度と介護保険制度
 5 医療経済と資源の適正な配分
 6 防災・減災・地域の力と災害医療
 7 健康課題の国際化と持続可能な開発目標(SDGs)
 8 医療安全と医療職に求められる態度

索引

コラム目次
 「ヒポクラテスの誓い」と現在の医療
 同和問題
 ハンセン病
 ケーシー白衣
 WHO国際分類ファミリー(FIC)
 精神病床への入院形態
 老化と喪失体験,その受け止め方
 西洋医学の誕生まで
 日本への西洋医学の導入
 病院の衛生対策と看護師
 明治の脚気論争
 2000年の札幌市におけるホームレスの健康問題と生活習慣の実態
 iPS細胞とその応用
 水俣病からの学び
 終末期医療と死に関わる概念
 臓器移植と倫理
 移植医療を進めた医療技術と課題
 出生前診断の光と影──ゲノム医療時代を迎えて
 患者を対象とした「臨床疫学研究」
 地域連携クリニカルパス
 地域医療連携推進法人
 人口問題に医療職はどうかかわるか
 供給誘発需要
 レジリエンス・エンジニアリング
 重大な医療事故を招く「ヒトやモノの誤認」と「伝達ミス」
 ヒューマンエラーと医療事故
 模擬患者を用いた医療安全教育システム

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