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心電図を見るとドキドキする人のための

モニター心電図レッスン

モニター心電図レッスン
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筆頭著者 大八木 秀和 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-61617-1

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 112

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-01617-9

印刷版発行年月 2012年11月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260616171

書籍・雑誌概要

この波形は緊急事態? 臨床で必要なのは、一瞬の判断。しかも臨床現場で出合う波形は、教科書に出てくる波形と同じとは限りません。だからドキドキするのです。でも大丈夫。緊急事態を判断する3つのルールを身に付ければ、どんな波形でも落ち着いて判断ができます。必要なのは、波形の読み方を身に付けること。疾患ごとに波形を覚える必要はありません。明日からドキドキしないために、モニター心電図レッスンを始めましょう!

目次

オリエンテーション 知らないと始まらない! 正常の波形と緊急事態の波形
 1 モニター心電図とは
 2 正常の波形とは
 3 超緊急事態の波形

レッスン1 3つのルールで危険な心電図を見分ける
 1 心電図を見分ける3つのルール
 2 ルールを理解するための基礎知識(1) 刺激伝導系って何だっけ?
 3 ルールを理解するための基礎知識(2) 心電図記録,メモリの読み方の基本
 4 ルールを理解するための基礎知識(3) 波形の幅と間隔の正常範囲
 5 ルールを理解するための基礎知識(4) 心拍数,臨床ではどこまで「正常」?
 6 ルールを理解するための基礎知識(5) 心拍数をすばやく知る方法
 7 ルールを理解するための基礎知識(6) QRS幅が狭い,広いってどういうこと?
 8 3つのルールを使って心電図を読んでみよう
  練習問題

レッスン2 4つのステップで瞬時に危険な心電図波形を見極める
 1 心電図を読むための4つのステップ
 2 ステップ1 リズム(RR間隔)を見る
 3 ステップ2 P波を見る
 4 ステップ3 QRS波を見る
 5 ステップ4 ST変化を見る
  練習問題

レッスン3 危険な心電図波形を緊急度別に覚え,瞬時に対応する
 1 心電図波形を緊急度別に覚えよう
 2 レベル3 超緊急事態の心電図
 3 レベル2 緊急事態の心電図
 4 レベル1 準緊急事態の心電図
 5 一時ペーシングが必要な心電図
  練習問題

特別レッスン1 12誘導心電図を有効に使おう
 1 12誘導心電図とモニター心電図の深い関係
 2 3点誘導の位置を換えてみよう

特別レッスン2 慣れれば簡単! 心電図の略語に強くなる
 1 心臓の解剖関連の略語
 2 循環器疾患関連の略語
  練習問題

INDEX


column
 心電図はどうやって生まれた?
 トルサード・ド・ポアンは,なぜ危険?
 心臓で大切なのは,右よりも左!
 心拍数と脈拍数の違い
 肺炎から不整脈?
 “R”がなくてもQRS波?
 基線は本当にまっすぐか?
 心房の震えは最初大きく,やがて小さく
 Lown分類は,グレード2からが要注意!
 12誘導心電図の電極は,すぐにはずさない!