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総合リハビリテーション Vol.46 No.1

特集 リハビリテーションにおけるICFの活用

総合リハビリテーション Vol.46 No.1
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医学書院

電子版ISSN 1882-1340

電子版発売日 2018年1月29日

ページ数 104

判型 B5

印刷版ISSN 0386-9822

印刷版発行年月 2018年1月

書籍・雑誌概要

特集 リハビリテーションにおけるICFの活用 国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)は,2001 年5 月に世界保健機関(World Health Organization;WHO)総会で採択されて以来,普及を促進するための研究開発が行われてきており,現在では2006 年にWHO 国際統計分類(WHO Family of International Classification;WHO-FIC)ネットワークの中に設置された専門家会議である生活機能分類グループ(Functioning and Disability Reference Group;FDRG)において,その改善や普及啓発,具体的な活用事例などの活発な議論が続けられている.また,ICF はわが国においても「疾病」と「生活機能」の両面からの評価を可能とする共通言語として注目を集め利用が進み始めている.こうした動向をふまえ,本特集では,各分野でのICF の具体的な活用事例に焦点をあて,ICF を実際に活用している専門家に,各方面からの解説をお願いした.

目次


国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)は,2001 年5 月に世界保健機関(World Health Organization;WHO)総会で採択されて以来,普及を促進するための研究開発が行われてきており,現在では2006 年にWHO 国際統計分類(WHO Family of International Classification;WHO-FIC)ネットワークの中に設置された専門家会議である生活機能分類グループ(Functioning and Disability Reference Group;FDRG)において,その改善や普及啓発,具体的な活用事例などの活発な議論が続けられている.また,ICF はわが国においても「疾病」と「生活機能」の両面からの評価を可能とする共通言語として注目を集め利用が進み始めている.こうした動向をふまえ,本特集では,各分野でのICF の具体的な活用事例に焦点をあて,ICF を実際に活用している専門家に,各方面からの解説をお願いした.

ICFの現状と課題
三上 直剛・他
ICFコアセット日本語版
山田 深
ICFに基づく全般評価システムの作成と臨床活用
向野 雅彦
地域の事例検討会におけるICFの活用
川邊 循・他
認知症患者の作業療法におけるICFの活用事例
村井 千賀・他
小児リハビリテーション領域におけるICFの活用
上出 杏里・他

>>> 「今月のハイライト」こちら(PDFファイル)
特集の各論文の概要をご紹介しています



●ひと
第55回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた
 佐賀大学医学部附属病院リハビリテーション科診療教授 浅見豊子氏
尾関 恩
●入門講座 認知症の画像診断
MRI
櫻井 圭太・他
●実践講座 乳幼児健診
乳幼児健診のポイント-子どもの発達に焦点をあてて
 1歳,1歳半,2歳,3歳の健診での評価
田中 恭子
●実践講座 脳卒中患者の体力評価
筋力の評価
生駒 一憲



●研究と報告
二重課題トレーニングが姿勢バランスの安定化と注意課題の処理能力に与える影響
成田 秀美・他
術前リハビリテーション期間と人工膝関節全置換術後1か月の膝機能との関連
 -8週以上と8週未満の比較
岡 智大・他
●短報
高齢者の転倒恐怖感とその関連要因の相互関係-パス解析を用いた検討
小林 薫・他



●職業リハビリテーション関連知識
公共職業安定所
井上 かおる
●患者会・支援団体の活動
NPO法人日本脳外傷友の会の活動
東川 悦子
●Sweet Spot 文学に見るリハビリテーション
ラッセルの『幸福論』-厭世観の自己治療
高橋 正雄
●Sweet Spot 映画に見るリハビリテーション
「パーフェクト・レボリューション」
 -身体障害・人格障害カップルの願いと生活を描く
二通 諭
●私の3冊
安部 恵理子