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基礎講座
透析患者の血液検査値を見る際のポイント
木村 秀樹
1,2
1福井県赤十字血液センター
2福井大学医学部附属病院 検査部・腎臓内科
pp.72-77
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt54010072
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- 参考文献 Reference
◎透析患者は高度腎不全,高血圧,糖尿病,心血管疾患,腎性貧血,二次性副甲状腺機能亢進症などの合併症があり,これらは各種検査項目の透析前値に影響している.
◎分子量が小さいほど透析効率が高いため,低分子のUN,Cr,UAは透析後の減少率が大きく,特に透析前後のUN値は透析量と蛋白摂取量の推算に利用されている.
◎電解質は透析液濃度を反映し,透析前後ではNa,Clは大きな変動がない.K,IPは基準値下限レベルに低下し,Ca,Mgは基準値内にとどまる.
◎ヘパリン混入検体ではAPTTが延長してリパーゼ活性が増強するため,TGが低下することが多い.EPO不足による腎性貧血が主体だが,その他の二次性貧血の合併もあるため,鑑別が必要である.

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