特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅰ 救急・急変対応の心得
救急搬送をする際,受ける際のポイント
丹生 健一
1
1神戸大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科
pp.14-15
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102440
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Point
◆病態,緊急度,重症度に従って搬送の必要性,搬送先,搬送のタイミング,搬送方法を判断する。
◆可及的に多くの情報を正確に搬送先に伝える。
◆搬送中に病状が悪化する可能性が高い場合は,気道の確保や医師の同乗を検討する。
◆受入機関では,得られた情報から病態と治療方針を検討し,人員の確保や受入れ病棟の手配,手術室への緊急手術の交渉等,迅速に準備を進める。
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