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FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ・Vol.11
リキッドバイオプシー最前線
-――マイクロRNAが拓く早期がん診断法の開発
加藤 容崇
1
,
西原 広史
1
Yasutaka KATO
1
,
Hiroshi NISHIHARA
1
1慶應義塾大学医学部がんゲノム医療センター
pp.1041-1047
発行日 2026年9月12日
Published Date 2026/9/12
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298111041
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はじめに
膵臓がんは依然として最も予後不良な悪性腫瘍の一つであり,わが国の部位別がん死亡数において膵がんは男女ともに上位を占めるに至っている.膵がんの予後不良の最大の要因は,早期段階では症状が乏しく,診断時にはすでに進行・転移を来している症例が大半を占める点にあり,「いかにして早期に発見するか」が膵がん克服の最大の鍵であることに疑いの余地はない.

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