Japanese
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TOPICS 病理学
WHO脳腫瘍分類 第5版の概要
WHO classification of tumors of the central nervous system, 5th edition:an overview
小森 隆司
1
Takashi KOMORI
1
1地方独立行政法人都立病院機構東京都立神経病院検査科
pp.221-222
発行日 2023年10月21日
Published Date 2023/10/21
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28703221
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
World Health Organization(WHO)の脳腫瘍分類は,1979年の初版以来,想定される母細胞への分化を指標とする組織発生分類であり,細胞分化を同定する解析技術の進歩に合わせて改訂を重ねてきた.しかし,分子遺伝学的な研究の進歩によって,細胞分化を指標とする組織発生分類には限界があり,また,形態よりも分子に基づいた分類が予後や効果予測とよりよく相関していることも明確となった.このような趨勢に合わせて,2021年末に出版された「WHO脳腫瘍分類 第5版」1,2)は改訂第4版3)を引き継ぐとともに,改訂第4版の発刊後に組織されたConsortium to Inform Molecular and Practical Approach to CNS Tumor Taxonomy(cIMPACT-NOW)の提言4)を盛り込んだ.また,網羅的遺伝子発現解析やDNAメチル化プロファイリングなどの新しい技術に基づいて得られた知見を取り入れ,分子分類をさらに推し進めたものとなった.
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