Japanese
English
特集 小児急性腹症の画像診断
脾捻転
田中 彩
1
,
藤井 喬之
1
,
形見 祐人
1
,
原田 七海
1
,
野口 結
1
Aya Tanaka
1
,
Takayuki Fujii
1
,
Hiroto Katami
1
,
Nanami Harada
1
,
Yui Noguchi
1
1香川大学小児外科
pp.874-879
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001647
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はじめに
1.概念
脾捻転はまれな疾患であり,発生原因は脾臓を固定する靱帯の欠損や形成不全などの先天的要因と腹壁筋力の低下,妊娠や外傷などにより靱帯が脆弱化する後天的要因がある。症状は腹痛,嘔吐など非特異的であり,急性腹症をきたす疾患との鑑別が必要となる。脾摘後重症感染症予防の観点からも脾臓は温存されるべきであり,早期診断が重要となる。今回われわれは脾捻転の2症例を経験し,1例に対しては腹腔鏡下脾固定術を施行,1例では温存が不可であり脾摘術を行った。早期診断には画像所見が重要であり脾捻転の画像所見を中心に述べる。

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