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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
神経症候のみかたと評価・鑑別
頭痛
下村 英毅
1
Hideki Shimomura
1
1兵庫医科大学医学部小児科学
pp.422-426
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002927
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はじめに
頭痛の診断は『国際頭痛分類第3版(International Classification of Headache Disorders, 3rd edition:ICHD-3)』を用いて行い1),診療は『頭痛の診療ガイドライン2021』2)を参考に行う。頭痛の分類はICHD-3で体系的に記載されており,頭痛そのものが疾患名である一次性頭痛と,原因があって頭痛が出現する二次性頭痛に分けられる。二次性頭痛の診断・除外の後,一次性頭痛の診断を行う。国際頭痛分類では頭痛の原因になるエビデンスが蓄積されている疾患は二次性頭痛に分類され,それ以外の疾患で頭痛を伴う場合は共存症としている。これらを明確に見極めるのは難しい場合もあるが,二次性頭痛であれば原疾患の治療により頭痛が改善するのに対し,共存症の場合は必ずしも共存症の改善に頭痛の改善が伴わない(逆も同様)ことに注意が必要である。

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