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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
総論
小児神経を学ぶ人のために
藤井 克則
1
Katsunori Fujii
1
1長野県立こども病院総合小児科
pp.345-346
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002912
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- Abstract 文献概要
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はじめに
「先生には思いあたる疾患があるんですね!」母親のその驚いた表情を私は今も忘れることができない。子どもは8歳の女児で,運動開始時に体をくねらせる症状が出現し,同級生にそのことをからかわれて悩んでいた。母親は小児科をいくつも受診したがどこで診てもらってもわからないと言われ,小児神経外来を紹介された。この疾患は「発作性動作誘発性ジスキネジア」といって小児神経専門医なら誰もが知っている病気だが,一般小児科医にはその概念が浸透しているとはいいがたい。カルバマゼピンを投与して患児の症状はその日から消失し,学校生活もまた楽しく過ごせるようになった1)。
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