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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(1)出生時〔蘇生〕
105.新生児蘇生のピットフォール
細野 茂春
1
Shigeharu Hosono
1
1練馬光が丘病院小児科
キーワード:
high-performance NCPR
,
ガイドライン
Keyword:
high-performance NCPR
,
ガイドライン
pp.347-349
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002921
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背景
周産期医療従事者は,新生児蘇生法講習会を受講し認定を受け,継続学習を通じて蘇生技術の維持・向上に努めることが推奨されている。成人の病院前救護ではhigh performance CPRが注目を集めている。これは,高品質な胸骨圧迫を中断させずに,役割分担を明確にして理想的なチームで心肺蘇生(CPR)を行う概念で,その結果高い救命率を目指すものである。特に胸骨圧迫の質(深さ,速さ,リコイル)を重視し,フィードバック機器やチームワーク,役割分担,定期的な訓練を通じて,胸骨圧迫の中断時間を最小限に抑えることが重要視されている。成人では心停止の原因が冠症候群に伴う不整脈が主因なので,胸骨圧迫が最も重要な手技になる。一方,新生児は低酸素性心停止が主因のため,人工呼吸が最も重要な処置になる。本稿では,high performance NCPRを実践するうえでNCPR受講生から質問の多い項目について解説する。本稿の内容の一部は新生児蘇生法委員会の統一見解ではない。

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