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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(7)妊娠中・後期〔胎児〕
49.胎動減少:「コツ」と「落とし穴」
高橋 宏典
1
Hironori Takahashi
1
1自治医科大学産科婦人科
キーワード:
胎動減少
,
常位胎盤早期剝離
,
母児間輸血症候群
Keyword:
胎動減少
,
常位胎盤早期剝離
,
母児間輸血症候群
pp.167-169
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002864
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はじめに
日常診療において「胎動が少ない気がする」という妊婦からの訴えは,頻繁に遭遇する主訴の1つである。多くの場合は一過性の生理的な変化や母体の感覚的な問題で問題のないことが多いが,一部には胎児死亡や脳性麻痺(cerebral palsy:CP)1)につながる重大な病態が潜んでいることがある。胎動減少を訴えていたのに,その後に管理の甘さから良好でない予後となったときは,必ずといってよいほど禍根を残す。本稿では,若手医師が臨床現場で胎動減少を訴える妊婦に対応する際,どのような「コツ」をもって診療にあたり,どこに「落とし穴」が潜んでいるのかを,文献や経験に基づいて解説する。

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