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特集 十二指腸腫瘍はこう診る2026
[上皮性腫瘍(非乳頭部腫瘍):SNADET]
【Note】SNADETと鑑別が必要な病変―生検の是非―
Lesions requiring differential diagnosis from SNADET-Appropriateness of biopsy-
鈴木 悠悟
1
,
布袋屋 修
1
Yugo Suzuki
1
,
Shu Hoteya
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院消化器内科
キーワード:
十二指腸非腫瘍性病変
,
生検
,
内視鏡診断
Keyword:
十二指腸非腫瘍性病変
,
生検
,
内視鏡診断
pp.709-712
発行日 2026年6月25日
Published Date 2026/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002711
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- 参考文献 Reference
はじめに
表在性非乳頭部十二指腸腫瘍(superficial non-ampullary duodenal epithelial tumors:SNADET)は内視鏡検査の普及に伴い発見頻度が増加している。一方で,SNADETと形態学的に類似する非腫瘍性・腫瘍性病変も多く,的確な鑑別診断が臨床上の課題となる。しかし,十二指腸は壁が薄く,粘膜下層線維化をきたしやすい臓器であることから,生検そのものによるnon-lifting signを呈するなど,後続治療に影響を及ぼす可能性が指摘されている1)。また,十二指腸腫瘍に対する生検の組織診断は,治療後の病理組織診断と一定の乖離を示すことが報告されている2, 3)。生検の適否は診断精度と治療方針,さらには内視鏡治療の安全性に直結する重要な論点である。本稿では,SNADETと鑑別を要し,生検による組織診断の検討が必要となる病変について,内視鏡画像を交えて概説する。

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