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特集 0歳児の診かた――外来診療・健診でおさえておきたいポイントⅡ
4.股関節――股関節形成不全の見逃さない診かた
大庭 真俊
1
1神奈川県立こども医療センター整形外科
pp.696-700
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003946
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発育性股関節形成不全(DDH)は乳幼児健診での早期発見が重要な疾患である.乳幼児健診の標準化や以前より行われている啓発活動により,疾患の発生数は減少している.しかし現在でも,歩行開始後に診断される診断遅延例が一定数存在することが問題となっている.DDHは乳児期には自覚症状に乏しく,身体所見も明確でない場合があるため,健診でのスクリーニングが重要となる.本稿では,乳幼児健診における股関節診察のポイント,二次検診紹介の目安,診断遅延がもたらす影響について概説する.疑わしい症例を早期に二次検診へつなげることの重要性を強調し,保護者への説明の例についても紹介する.

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