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特集 小児科ではじめる移行期医療――よりよく進めるための方法・ポイントⅠ
7.「神経発達症」の移行期医療――小児期からの準備と関わり
新美 妙美
1
1信州大学医学部子どものこころの発達医学教室
pp.429-435
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003859
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神経発達症(ADHD・ASD)の移行期医療において,移行の成否は受け入れ先の問題だけでなく,小児期にどのような関わりが行われてきたかに大きく左右される.本稿では,移行を見据えた小児期からの準備――本人の自己理解と相談スキルの育成,保護者が手を放していくことへの支援,精神科の診療スタイルの違いの事前説明,診療サマリーの整備――を中心に,具体的な臨床のポイントを述べる.これらの準備は,本人が社会のなかで自立していくプロセスと地続きであり,小児科医にしかできない長期的な関わりである.

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