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特集 小児科医が知っておきたい 子どもの耳・鼻・のどの診療Ⅰ
5.小児嗄声の原因となる声帯結節と喉頭乳頭腫――見落としなく適切な紹介を行うために
齋藤 康一郎
1
1杏林大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.221-227
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003796
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小児嗄声の原因として声帯結節は最も頻度が高い.小学校低学年で発症し,小学校の高学年~中学校入学頃に自然寛解することが多く,経過観察が基本となる.一方,ヒトパピローマウイルス(HPV)が発症に関与している喉頭乳頭腫は,HPVに対するワクチンの普及により世界的には激減の傾向にあるとはいえ,若年型では2~3歳で発症することが多く,乳幼児の小さな喉頭では気道緊急となるリスクが高いため,再発・多発を繰り返す本疾患は複数回の手術を要する.

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