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特集 小児科医が知っておきたい 子どもの耳・鼻・のどの診療Ⅰ
3.急性鼻副鼻腔炎の診療ポイント――耳鼻咽喉科医に送る前に小児科外来で何をどこまですべきか
磯部 裕介
1
1浜松医科大学小児科学講座
pp.210-213
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003794
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小児の急性鼻副鼻腔炎は感冒後に発症することが多く,軽症例から重症例まで幅広い臨床像を呈する.小児科外来では,症状の遷延や二相性増悪といった経過を重視し,細菌性急性鼻副鼻腔炎を見極めることが重要である.診断には身体所見よりも症状の経過が有用であり,安易に抗菌薬処方を行うべきではない.軽症例では抗菌薬を使用せず経過観察を基本とし,中等症以上ではアモキシシリンを第1選択として治療を行う.治療反応不良例,反復例,合併症が疑われる場合には耳鼻咽喉科との連携が不可欠であり,連携して適切な評価を行う必要がある.

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