特集 小児科医が知っておきたい 子どもの耳・鼻・のどの診療Ⅰ
2.「くり返す扁桃炎」に対する考え方――反復性扁桃炎の鑑別と扁桃摘出術の適応
山口 宗太
1,2
1山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック
2東邦大学医療センター大橋病院耳鼻咽喉科
pp.204-209
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003793
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反復性扁桃炎は急性扁桃炎をくり返す疾患で,ウイルス性と細菌性に分けられる.ウイルス性はアデノウイルス,細菌性はGASによるものが重要である.またPFAPA症候群はGASによる反復性扁桃炎と混同することがあるので注意が必要である.
GASによる反復性扁桃炎の場合,迅速抗原検査でGAS陽性,急性扁桃炎をくり返していることを確認,扁桃摘出術について説明したうえで患者や保護者の意向を聞き,手術の希望があれば耳鼻咽喉科へ紹介する.PFAPA症候群の場合はその病態について丁寧に説明,扁桃摘出術について説明したうえで患者や保護者の意向を聞き,手術の希望があれば耳鼻咽喉科へ紹介する.

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