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総特集 消化器外科 手術支援ロボットの最新事情―従来手術との比較,最新機種・後発機の実力
Ⅱ.最新機種(ダビンチSP / 5)の特徴とその実力は? 4)ダビンチ5を用いたロボット支援膵頭十二指腸切除術
今村 泰輔
1
,
生駒 成彦
1
1The University of Texas M.D. Anderson Cancer Center
キーワード:
ロボット支援
,
膵頭十二指腸切除
,
ダビンチ5
Keyword:
ロボット支援
,
膵頭十二指腸切除
,
ダビンチ5
pp.925-938
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005010
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- 参考文献 Reference
膵頭十二指腸切除術(pancreatoduodenectomy;PD)は,消化器外科領域で最も複雑かつ侵襲の大きい手術の1つであり,現在でも依然として高い周術期死亡率が報告されている。低侵襲化を目的とした腹腔鏡下PDの試みもなされたが,オランダで実施されたLEOPARD2試験では,腹腔鏡群の術後90日死亡率が10%と高く(開腹群2%),中間解析の段階で早期に中止された1)。この結果を受け,腹腔鏡下PDの普及はいまだ限定的である。一方,ロボット支援手術は三次元拡大視野と多自由度鉗子により精緻な操作を可能とし,安全性を担保しつつ低侵襲化を実現しつつある。さらに,その優位性を活かした適応拡大も進み,近年急速に普及している。

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