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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
動物性疾患
ハチ刺症
皮膚科における診療方針
夏秋 優
1
Masaru NATSUAKI
1
1兵庫医科大学,功労教授
キーワード:
ハチ刺症
,
アナフィラキシー
,
アドレナリン
Keyword:
ハチ刺症
,
アナフィラキシー
,
アドレナリン
pp.996-998
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005915
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ハチ刺症の主な原因はスズメバチ類(図1),アシナガバチ類(図2)である1)。巣が発達する夏~秋には攻撃性が高まり,野外活動の際に刺される機会が多い。しかし室内で越冬中のハチに刺される事例が冬場でも散見される。ミツバチ類は攻撃性が低く,養蜂家以外では刺される機会が少ない。ミツバチの毒針は皮膚に刺さると内臓とともに抜けて皮膚に残るが,スズメバチ,アシナガバチの毒針は皮膚を刺しても抜けることはなく,繰り返し刺すことができる。その他に外来種のタイワンタケクマバチ(図3)による刺症被害が増加している2)。本種は関東~中国地方で分布を拡大しており,竹製品のなかに営巣するため,竹製品の扱いには注意が必要である。

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