Japanese
English
症例
下肢に著明な浮腫と結節性紅斑様の皮疹を呈したサルコイドーシスの1例
Sarcoidosis with marked edema and erythema nodosum-like skin lesions in the legs
山田 雄大
1,2
,
岸 晶子
1
,
林 伸和
1
Takehiro YAMADA
1,2
,
Akiko KISHI
1
,
Nobukazu HAYASHI
1
1虎の門病院,皮膚科(主任:林 伸和部長)
2東京大学医学部附属病院,皮膚科
キーワード:
サルコイドーシス
,
下腿浮腫
,
結節性紅斑
,
非乾酪性類上皮細胞肉芽腫
Keyword:
サルコイドーシス
,
下腿浮腫
,
結節性紅斑
,
非乾酪性類上皮細胞肉芽腫
pp.599-602
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005774
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57歳,男性。2年来の血小板増多症で血液内科経過観察中。6カ月前より体幹部に紅斑が出現し四肢に拡大した。初診時,体幹・四肢に粟粒大~半米粒大の暗赤色斑が散在し,背部では融合し地図状を呈し,一部で浸潤を伴っていた。右上背部からの生検で,真皮浅層から脂肪織表層に多数の非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めた。単純CT検査で肺門部リンパ節腫脹はなかったが,両上葉主体に粟粒像や小結節を認めサルコイドーシスと診断した。初診1カ月後,持続的な微熱と著明な下腿浮腫が出現し,下腿中心に結節性紅斑様皮疹が多発した。心不全はなく,下腿浮腫は皮下から脂肪織の肉芽腫により血管を圧排して生じたと考えた。

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