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機器・薬剤紹介
96.Acriva Trinova ProⓇ IOL(わかもと製薬)
秦 誠一郎
1
1スカイビル眼科(神奈川県)
pp.355-359
発行日 2026年4月5日
Published Date 2026/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004629
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- 参考文献 Reference
Acriva Trinova IOLシリーズ(VSY Biotechnology社,図1)は,独自のsinusoidal vision technology(SVT)を中核とし,従来の多焦点眼内レンズ(PC-IOL)の課題であった異常光視症を最小化しつつ,遠方から近方までシームレスな視機能を提供する次世代のPC-IOLである。本レンズは,ステップレスな正弦波状回折プロファイルに加え,意図的に残存させた球面収差と色収差を協調的に活用することで,三焦点IOL特有の高解像度と焦点深度拡張(EDOF)の連続性を高度に融合させた「trifocal+EDOFハイブリッド」特性を有している。臨床的には,遠方から近方に至る途切れのない連続視と,特に80cm付近の中間視力における優位性が証明されており,デジタルデバイスの使用を前提とする現代のライフスタイルにおいて,極めてバランスの取れた視機能を提供している。

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