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特集 人工膝関節のデザインとバイオメカニクス
Ⅳ 人工膝関節の三次元解析 術中軟部組織バランスがTKA術後キネマティクスに及ぼす影響
久保 晴司
1
,
松本 知之
,
黒田 良祐
1神戸大学 大学院医学研究科整形外科学
キーワード:
姿勢バランス
,
膝関節置換術
,
変形性膝関節症
,
軟部組織
,
コンピュータ支援手術
,
動作分析
Keyword:
Postural Balance
,
Surgery, Computer-Assisted
,
Osteoarthritis, Knee
,
Arthroplasty, Replacement, Knee
pp.112-115
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2012169800
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Primaly TKAを施行した内反型変形性膝関節症患者40名(平均74.6歳)を対象に、術直後の膝軟部組織バランスをoffset type tensorにて計測し、ナビゲーションシステムにて計測した術後キネマティクスとの関連を検討した。単回帰分析の結果、脛骨内旋量と60°、90°膝屈曲位での内反靱帯バランス間に有意な正の相関、脛骨前方移動量と60°膝屈曲位での内反靱帯バランス間に弱い負の相関を認め、更に90°膝屈曲位でのコンポーネントギャップと内反靱帯バランス間にも有意な正の相関を認めた。その他の膝屈曲角度における内反靱帯バランス、コンポーネントギャップと脛骨内旋量および脛骨前方移動量との相関は認めなかった。以上、内反靱帯バランスとコンポーネントギャップがTKA術後の膝キネマティクスに影響を及ぼす因子の1つであることが示唆された。

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