Japanese
English
経験と考察
橈骨遠位端骨折における転倒様式と骨折型との関連
-――つまずきと雪上転倒の比較
Relationship between fall patterns and fracture types in distal radius fractures:a comparison of tripping and snow-related falls
佐藤 光太朗
1
,
村上 賢也
1
,
月村 悦子
1
,
松浦 真典
1
,
沼田 徳生
2
,
赤坂 俊樹
3
K. Sato
1
,
K. Murakami
1
,
I. Tsukimura
1
,
M. Matsuura
1
,
N. Numata
2
,
T. Akasaka
3
1岩手医科大学整形外科
2栃内病院整形外科
3岩手県立中部病院整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Iwate Medical University, Iwate
キーワード:
distal radius fracture
,
slip
,
snow
,
tripping over
Keyword:
distal radius fracture
,
slip
,
snow
,
tripping over
pp.819-821
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_819
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- 参考文献 Reference
は じ め に
橈骨遠位端骨折(DRF)は,転倒し手掌をつく動作で受傷することが多い.転倒の理由として「つまずき」がもっとも多く,次に「滑り」が多いと報告されている1).転倒の際,接地角度が小さいと掌側転位型になりやすく,角度が大きいと背側転位型になりやすいことが報告されている2).つまずいた際は,前方に勢いがついた状態で手をつくことが多く,滑って転倒した場合とは地面からの応力方向が異なると推察される.しかし,これまで詳細な受傷状況の検討は行われておらず,転倒様式と骨折型との関連は明らかにされていない.本研究では,転倒様式によって骨折型が異なるか否か,受傷時の状況を調査した.

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