Japanese
English
構造式で語る医学│薬物の交差反応や意外な副作用を学ぼう!・21
構造が類似するNaチャネル遮断薬は中毒所見も類似
上田 剛士
1
1洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
pp.1037-1041
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360091037
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,200円 (2,000円+税10%) こちらは、1037ページから1041ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Ⅰ群抗不整脈薬はNaチャネル遮断薬
前回はNaチャネル遮断薬の中から局所麻酔薬を取り上げましたが、今回はⅠ群抗不整脈薬に注目します。報告によって多少異なりますが、Sicilian Gambitの分類法1)を基にⅠ群抗不整脈薬の作用機序を整理すると、ほぼ純粋なNaチャネル遮断薬は、リドカイン、メキシレチン、ピルシカイニド2)の3つです。フレカイニドとプロカインアミドもNaチャネルに選択性が比較的高い薬剤です(図1)。
これらのうちリドカインは、初回通過代謝を強く受けるため、経口投与しても効果が期待できません。そこで初回通過代謝を受けない薬剤として、メキシレチンが開発されました。メキシレチンは経口投与可能なリドカインと考えると理解しやすいです。メキシレチンを除くと、これらのⅠ群抗不整脈薬はアミド型局所麻酔薬と同じ構造を呈しています[脂溶性の芳香環(図1橙色箇所)、中間鎖としてアミド結合(図1緑色箇所)、親水性のアミン(図1水色箇所)の3要素から構成される]。

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

