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研究報告
治療を中絶した性病患者の訪問指導について
椎名 あさ子
1
1東京都衛生局予防部性病課
pp.57-63
発行日 1954年6月10日
Published Date 1954/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200760
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- 1ページ目 Look Inside
性病患者には治療を中途でやめる者が多い.殊に治療期間の長い梅毒患者ではそれが著しい.このことは性病予防業務に携わつているわれわれ保健婦としても公衆衛生上の大きな両題として注目しなければならないと思う.それをどう処理するかを考える前にわれわれとしてはその実態を一応知る必要がある.そこでわれわれは,とりあえず,東京都の保健所で扱つた患者についてその実態を調査してみた.その概要についてはすでに「性病治療中絶者の調査—性病予防研究第1卷第2号に発表したが,われわれの調査によつて,ある程度明らかにされた事実にもとづいて,保健婦の立場から,性病患者の訪問指導について,考えてみたいと思う.
1.保健所(性病々院,性病診療所を含む)における性病治療中絶の概況(表1,2,3,4)

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