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連載 ハローベイビー—神戸市立王子動物園子育てストーリー・4
優しさの中にも厳しさが
谷岡 正之
pp.268
発行日 1998年4月25日
Published Date 1998/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901905
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- Abstract 文献概要
トラはわが国に生息した形跡はないのに,昔から日本人によく親しまれ,絵画や昔話,言い伝えなどによく登場する。その一つに「虎の子」という言葉がある。トラは1回に2〜5頭の子どもを産むが,すべてが育つとは限らず,育ちにくい動物だ。それだけに,母親は子トラを大切にする。このことからこの言葉が生まれたのではなかろうか。
親子のトラがじゃれあっている姿は実に微笑ましい。母親の表情は幸せいっぱいという感じで,これが猛獣か,と思えるほど優しい顔だ。でも決して甘やかしているわけではなく,成長してトラの社会で生き抜くためのしつけや知恵を授けることも怠らない。育児している時の母トラには優しさの中にも厳しさが窺えるように見える。
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