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技術講座 生化学
FeとUIBC及びCuの定量法
浅井 正樹
1
1名古屋大学病院検査部
pp.901-907
発行日 1980年11月1日
Published Date 1980/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202160
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生体内で鉄,銅はグロブリンと結合して血管内を流れている.
トランスフェリン(Tf)は分子量約9万の鉄結合蛋白であり,Tf1分子について鉄が2原子結合する.血清中Tfの1/3は鉄と結合している.残り2/3は遊離Tfとして存在する.前者を血清鉄(SI;serum iron)と言い,後者は試験管内で鉄を添加すると鉄を結合する能力を持つことから不飽和鉄結合能(UIBC;unsaturated iron binding capacity)と言う.SIとUIBCを合わせて総鉄結合能(TIBC;total iron binding capacity)と言う.またTfと鉄の結合は可逆的でpH依存性であり,pH7以上では結合は完全となり,pH5以下ではほとんど解離する.

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