Japanese
English
今月の主題 遺伝子多型と疾患
話題
薬物代謝酵素の遺伝子多型
谷川原 祐介
1
Yusuke TANIGAWARA
1
1慶應義塾大学医学部薬剤部
キーワード:
チトクロームp-450
,
遺伝子タイピング
,
薬物代謝の遺伝的多型
,
H.pylori除菌療法
Keyword:
チトクロームp-450
,
遺伝子タイピング
,
薬物代謝の遺伝的多型
,
H.pylori除菌療法
pp.1561-1564
発行日 1998年11月15日
Published Date 1998/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916904
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- 1ページ目 Look Inside
1.はじめに
薬物に対する生体の反応性には個人差が認められ,同一用量を服用しても薬物血中濃度に大きな差を生ずることがある.その結果,副作用発現や治療効果に少なからず影響を及ぼすことになる.この原因として,肝・腎機能障害や薬物相互作用のように後天的要因によるものと,先天的に代謝酵素を欠損している遺伝的素因による場合がある.近年の分子生物学のめざましい進展は,ヒトゲノムにおける薬物代謝酵素のDNA塩基配列やその遺伝子変異の解明に大きく貢献し,薬物代謝能の遺伝的多型性が分子レベルで明らかにされつつある.

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