Japanese
English
研究
銀・鉄ヘマトキシリン染色によるエポン包埋の下部大腸の各種細胞の同定
Identification of Five Cell Types in the Epithelium of the Epon-embedded Descending Colon by Silver-iron Hematoxylin Technique.
坪内 進
1
Susumu TSUBOUCHI
1
1愛知県がんセンター研究所放射線部
1Aichi Cancer Center Research Institute
pp.211-213
発行日 1980年2月15日
Published Date 1980/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915385
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はじめに
後腸由来の下部大腸(横行結腸の遠位1/3,下行結腸,直腸)の粘膜を構成する上皮細胞は大別して,少なくとも5種の細胞より成る.すなわち小空胞細胞(vacuolated cells),粘液細胞(mucous cells),吸収細胞(columnar cells),小穴細胞(caveolated cells),腸内分泌細胞(en-tero-endocrine cells)である.腸内分泌細胞は銀還元性(argentaffin)の好クロム親性細胞(enterochromaffin cells)と好銀性(argyrophil)のポリペプチドホルモンを産生する細胞に分けられる.このポリペプチドはVIP(vasoactive intestinal polypeptide),enteroglucagon,somatostatinなどが考えられている.
ここでは,マウスの下行結腸の通常の電顕で用いられているグルタル固定,オスミウム後固定によるエポン包埋の1μmの切片に,我々が考案した銀・鉄ヘマトキシリン染色を応用した結果を報告する.

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