Japanese
English
今月の主題 臨床検査における標準物質
各論
尿検査用標準物質
今井 宣子
1
Nobuko IMAI
1
1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
キーワード:
尿蛋白定量法
,
尿蛋白定量用標準物質
,
CAPの尿蛋白用レファレンスマテリアル
,
コントロールサーベイ
,
標準化
Keyword:
尿蛋白定量法
,
尿蛋白定量用標準物質
,
CAPの尿蛋白用レファレンスマテリアル
,
コントロールサーベイ
,
標準化
pp.767-772
発行日 1989年7月15日
Published Date 1989/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914015
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
尿検査用標準物質として現在もっとも問題となっているのは,尿蛋白定量用標準物質である.そこで,本稿では主にこれについて,その現状と問題点について解説した.
従来より,尿蛋白定量法の施設間差は大きく,標準化されているとはいいがたい現状にある.これを解決するには,測定法と標準物質の統一化が必要となる.測定法の統一化は困難であるが,標準物質の統一化は比較的容易と考えられ,これまでにウシ血清アルブミンやヒト血清アルブミンがいくつかの学会から標準物質として推奨されてきた.標準物質としては,原則的にはアルブミンの純品を用いるのが理想的である.しかし,蛋白種間差の大きい測定法が大半の施設で日常一般法として採用されている現況下にあっては,ヒト血清を標準物質とするほうが測定値の方法間差も施設間差も最小となり,かつ真値にもっとも近づくと思われるため,これを推薦したい.

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